幹細胞=???
こんにちは。
昨今流行っている「幹細胞培養液コスメ」の大本、幹細胞につて書いてみようと思います。
再生医療の世界では「IPS細胞」や「スタップ細胞」など躍進が続いていますよね。
スタップ細胞に関しては他国にその特許を奪われてしまい、大変残念ですね。
あのスタップ細胞の特許だけで巨万の富を生み出すといわれています。
日本国は何をやっているのでしょうね。
さて、現代の再生医療に欠かす事の出来ない「幹細胞」ってどんな細胞なのでしょうか。
そして、「幹細胞培養液」って何なのでしょうか。
幹細胞とは?
幹細胞(かんさいぼう、stem cell)は、分裂して自分と同じ細胞を作る(Self-renewal)能力(自己複製能)と、別の種類の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞と定義されている。発生における細胞系譜の幹 (stem) になることから名付けられた。幹細胞から生じた二つの娘細胞のうち、少なくとも一方が同じ幹細胞でありつづけることによって分化細胞を供給することができる。この点で分化した細胞と異なっており、発生の過程や組織・器官の維持において細胞を供給する役割を担っている。
幹細胞では分化を誘導する遺伝子の発現を抑制する機構が働いており、これは外部からのシグナルやクロマチンの構造変換などによって行われる。普通の体細胞はテロメラーゼを欠いているため細胞分裂の度にテロメアが短くなるが幹細胞ではテロメラーゼが発現しているため、テロメアの長さが維持される。これは分裂を繰り返す幹細胞に必要な機能である。(引用:Wikipediaより)
ん~~
よく解ったような解らないような・・・
こんな感じ・・・・
ちょっとは解りやすくなったかな?
Wikiの説明の中にあったように、幹細胞から生じた「͡娘細胞(こさいぼう)」とあったように、幹細胞の説明をする時は、幹細胞=母細胞って言い方もしています。
お母さんが子供を産むのと同じように、女性でありながら男の子も生めるはずです。
これを分化能力っていってますって説明の仕方をします。
しかし、お母さんは女の子にしようか、男の子にしようか、背の高い子にするか、低い子なのか、どんな容姿や特技を持っている子供にするか!?決めて産むことはできないですよね。
実は、ここが幹細胞のリスクと言われるところでもあるのです。
だから、今再生医療も名古屋大学の上田教授グループは培養上清液を使った再生技術の研究をしているといわれています。
上田教授は、幹細胞を使うより「リスク」が少なく、安価で出来るという点が培養液による再生医療の利点だと言っているんです。
2014年に培養液が化粧品のINCI登録(国際化粧品原料名登録)されたことから、いっきに培養液コスメが普及してきた経緯があります。
しかし・・・・
培養液には弱点も存在します。
この培養液コスメについては次回ブログにて書きたいと思います。