育毛発毛にとって理想のシャンプーとは
こんにちは。発毛キャンプトレーナーの椿山です。
私が発毛?いや禿げることに関して興味を持ったのが中学生の時。
これは家計の男性陣が皆禿げだったからだという事はこのブログを書き始めに伝えたことだが、禿げになる、いや若禿げの増加や女性の薄毛が多くなってきたのには遺伝とは別の原因が必ず存在するはずであるという事に気づき、その原因はなんであるかを研究し始めたのが今から30年前のことである。
その時に導き出した結論は
「食」と「シャンプー」ではないかという仮説からだった。
その時からこのシャンプーに関してはずっとこだわり続けてきたんだけども、自分で理想のシャンプーを作るというところまでは至らなかった。
それは作っても当時の消費者が求めているシャンプーではなかったので、売れないものを作ってもしょうがないという思いから手を出してこなかった。
しかし、時代はかわり、現代ではアトピーなどの症状を抱えた方は急増し、化学物質過敏症であったり、紫外線過敏症であったりといった皮膚が過敏な方々が増え、皮膚トラブルを持った方たちが珍しくなくなった時代となり、このご時世であれば私が理想と思えるシャンプーを必要としている方々が多いのではないかという事で、やっと私の理想に最も近いシャンプーが出来上がった。
そのシャンプーがどのようなコンセプトで作られたシャンプーであるかについては次のブログに書こうと思っているが、このブログでは1つだけ薄毛改善や発毛に良いシャンプーとして今売り出されているシャンプーの大間違いだけ伝えようと思う。
私が研究し始めた時から今に至るまで薄毛の原因が「毛穴のつまり」であるといったような「頭皮不潔説」が蔓延っていることだ。
ハッキリ言っておこう!
薄毛の原因は「頭皮(毛穴)のつまり(よごれ)」ではないという事を!
これは全くの出鱈目である。
何故そこまでハッキリと出鱈目と言えるかと言えば、しっかりとしたデータが存在するからだ。
それは、頭を毎日洗うことの無いホームレスの方々と、毎日シャンプーする方で薄毛率を比較したデータがある。
総数6000人を超える数のデータとなっているので、かなり信憑性があるデータではないかと思う。
この比較では、薄毛率は全く変わらないといった結果となったのだ。
私も薄毛や発毛の勉強を始めたときは、この毛穴をふさいだ皮脂の塊が、皮脂である男性ホルモンを外に出にくくするため逆流し、レタクターゼという酵素と結びつき、毒性を持ち発毛阻害するのだ。といった理屈から薄毛の敵は毛穴のつまりである!!といった勉強をしたので、当時はそれを信じ、毛穴の汚れ除去をいかに頭皮を傷めることなくやるか!?といった施術も行っていた。
しかし、これで解決する人は10%もいただろうか・・・
このレベルの数字ならプラセボ効果の方がもっと良い数字が出るだろう・・・そんなレベル簿改善率であるのだ。
しかし未だにこの毛穴のつまりが薄毛の原因だという理屈から、薄毛用シャンプーは「スカルプシャンプー」といったような洗浄力があり、油汚れをさっぱり洗い流すような処方のシャンプーが多い。
こんなシャンプーを使ったところで何も変わらないというのにだ。
いや、変わらないならまだいい。。。
毛穴サッパリにするために、使われている界面活性剤はおのずと強い活性効果のあるもの、または数種類の活性剤の配合比率で洗浄力をアップしたシャンプーが殆どなのだ。
こういった活性剤の使い方はたんぱく変性を起こし、頭皮を傷める結果となる。
その上、育毛に効果があるとされるような「エキス類」が無駄に多く使われている。
このこと自体も頭皮にとって無駄ならまだしも悪影響が出る可能性すらあるのだ。
では、どの様なシャンプーが薄毛改善には最適であるかについては、次号のブログにて紹介しよう。