ミカタnoちがい
こんにちは。
いつも読んでくださりありがとうございます。
題名「ワースト3」の最後にいくつかのシャンプーについて今後書いていきますと言っていたので、今回は「弱酸性シャンプー」について書きたいと思います。
弱酸性=お肌に優しい |
弱酸性=お肌に優しい
は本当かどうか・・・?
この弱酸性シャンプーについてはいろんなブログやオウンドメディア等で書かれています。
しかし、どれを読んでも私にはピンとこないのです。
では、私なりの弱酸性シャンプーに対する見解を書いてみようと思います。
先ず、シャンプーは「頭皮、頭髪の汚れを落とすもの」であるという定義を前提にお話ししようと思います。
いいですか・・・
この定義を元に考えないといろんなブログのようにズレた見解になりがちなのでここは押さえていてくださいね!!
この弱酸性シャンプーを販売しているメーカーも、その弱酸性が良いのかどうか?といった内容のブログも、
皮膚表面=弱酸性=弱酸性のシャンプーはいい◎みたいな書き出しになっています。
そこだけ切り取ると間違っていないような気になります。
では、質問です。
合成界面活性剤(洗濯洗剤)を使わず水そのものを「弱酸性」と「弱アルカリ性」にした2つの洗濯機で洋服を洗ったとしましょう。
弱酸性 vs 弱アルカリ性
さて、どちらが汚れを落とす力があるでしょうか?
この答えはお分かりのように「アルカリ」の勝ちです。
私は洗剤等を使用することにより自然環境を汚染するという理由から、できるだけ洗剤を使いたくないというエコやロハス的な考えを以前から持っていましたから、洗濯の時に使うエコリングというものを10年以上前から使っています。
私自身も肌が弱いということもあり、洗剤を使わず汚れを落とすことができるというこのリングは重宝しました。
これは、水自体をアルカリに傾けてくれるリングで、そのアルカリの力だけで洗剤を使わず汚れを落としてくれるというものです。
この様に、アルカリだけでもある程度の汚れは落ちるのです。
では、アルカリでお肌が痛むという論調は本当でしょうか???
因みに皆様はアルカリ泉の温泉に入ったことはありますか??
そうです!これは酸性の温泉も、アルカリの温泉も「美肌効果」があるとも言われていますよね~~
もちろん強酸、強アルカリ泉はあまり長湯や何度も入るとお肌にダメージはありますが、通常のアルカリレベルではそんなダメージはないということです。(※極端にお肌が敏感肌で弱い人以外ということです。)
強アルカリ泉や強酸泉に至っても湯上りに真湯をかけて上がれば問題無しなんです。
アルカリシャンプーはどうか!? |
では、本題に戻って、アルカリシャンプーはどうか!?
確かにアルカリのシャンプーであれば、一瞬アルカリに傾くのは間違いないと思います。
しかし、今までの私のブログを読んでいただいている読者にはお分かりになるかもしれませんが、活性剤等で余分に皮脂膜などを除去するものや、常在菌まで殺してしまうものでなければ、皮膚は恒常性を保てていますのですぐに弱酸性に戻りやすいのです。
これは人間の身体のすごいシステムなのです。
ですから、少々アルカリに傾こうがヘッチャラな皮膚のシステムを維持するように常に保っておくというのは最低限必要なことなのです。
弱酸性シャンプーに対する懸念 |
では、弱酸性シャンプーに対する私の懸念材料を書きたいと思います。
アルカリだけでも汚れを落とすことができるのであれば、活性剤等は洗浄力があまり強くない優しいものが使用できます。
しかし、中性から弱酸性となると、活性剤の力だけで汚れを落とす必要が出てきますので、おのずと活性剤の力はある程度強いものになりがちになるのではないかという懸念です。
であるならば、アルカリと合成界面活性剤の皮膚に対するダメージで考えるならば、私はアルカリを選ぶと思います。
何度も言いますが、アルカリにすることで界面活性剤が弱い成分で作れているということが前提の話です。
もし、弱酸性+優しい活性剤であればもちろんBESTです!!
しかし、どうも巷の弱酸性シャンプーはそうでないものが多いような気がしています。
やはり基準は弱酸性かアルカリ性か!?ではなく!!
また、どんな成分が配合されているのか!?ではなく
洗浄成分が皮膚に優しいかどうか!?
で選択していただきたいと思います!!