ワースト3
こんにちは。
いつも読んでくださりありがとうございます。
今日は、私が20数年前に(結構古いデータ(;^_^A)シャンプーの勉強をしていたころのお話を少ししたいと思います。
私がその頃調べ、シャンプーのワーストランキングを付けたことがあります。
その当時のワースト3はというと、
メリット
エッセンシャル
トニックシャンプー
このトリオは不動のワースト3でしたね。
このシャンプーたちには共通点があります。
それは
価格が安い!!(笑)
その大きな要因は界面活性剤の質が一番悪いものを使用していた事にあります。
シャンプーの内容成分で一番多い順に
「水」・・・これはタダに近いので価格には反映されません。
次に
メインの基剤になる「合成界面活性剤」が来ます。
要するに水の次に多く配合しなければいけないこの界面活性剤が安価であればあるほどシャンプーの価格も安く済ませることができます。
その次に何が配合されているのかに着目したときに、「メリット」は以前(現在は配合されていない)「ジンクピリチオン」が配合されていたんです。
このジンクピリチオンは何のために配合してあったのかといいますと、「フケ防止」の為に配合してありました。
では、どういったメカニズムでフケを防止していたのでしょうか。
これが結構怖い話なのですが
ジンクピリチオン=亜鉛なのですが、これは抗菌や防腐剤として入れているといいますが、もちろんそれもあるでしょう。
しかし、このジンクピリチオンという成分は、ピーリング効果があるのです。
フケとは、皮膚の角質が剝げ落ちたものですが、その剝げ落ちる前にジンクピリチオンがピーリング(剥ぎ取る)してしまうので、フケとして現われないという原理なのです。
このピーリングを毎日毎日していたら皮膚はどうなるでしょうか・・・
もちろん角質層は皮膚のバリアの役目もしていますから、それがドンドン薄くなり、皮膚は抵抗力を失い、皮膚の機能低下を招いてしまうのです。
この様に、フケの根本原因を治すのではなく、表面的に対処するだけのものは後々何らかの皮膚トラブルを招いてしまいます。
実際に、このジンクピリチオンを使ったシャンプーを使っていた方々の頭皮は薄く、貧弱な皮膚をしていたのを覚えています。
現在は、フケにはメリットという一番の売りであったジンクピリチオンは今では配合されておりません。
配合しなくなった訳は定かではないのですが、当然皮膚トラブルの元であることは研究者も解っているでしょうから、賢明な判断ではあると思います。
しかーーーし!!
いまだにこのジンクピリチオンを配合しているシャンプーが存在しているのです。
あり得ないんですけど・・・・あるんです。
それは、あの錦織圭がコマーシャルしているh&sなのです。。。。
実は、現在のシャンプーのワースト1はこのh&sじゃないでしょうか・・・
活性剤もベースはラウリル硫酸アンモニウム・・・・その次に来るのがラウレス硫酸・・・・
この時代にある意味最強のハートを持った会社とも言えるのではないでしょうか・・・・
全く消費者のことなど考えていない会社と言えるでしょう。
考えているのは「会社の利益のみ」
当時のエッセンシャルもトニックもこの最強のラウリル主体、トニックシャンプーの清涼剤に至っては現在はメントールですが、当時は確か・・・低級アルコール系だった記憶があります。
これにより頭皮は乾燥肌に傾き、その上刺激強の界面活性剤で毎日シャンプーするわけですから、頭皮に良いはずがありません。
エッセンシャルにおいては、洗浄成分が超強力な上に、シャンプーに入れる必要のない頭皮や髪の毛に残留する原料たくさん入ってて、これはトリートメントやリンスならまだしも、シャンプーと呼んでいいのだろうか??と首を傾げたくなります・・・・
現在は相当数のシャンプーが有りますが、多分今でもワースト5には堂々と入っていると思います・・・
気になった方は調べてみるといいですよ~~
結構分析・解析サイト等でランク付けしているところが結構あります。
実は、シャンプーに関してはまだまだお伝えしたい事があります。
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上記については、今後書きたいと思いますので楽しみにしといてください。