ヘッドスパってやった方がいいの??
こんにちは。
今日はちょっとヘッドスパについて私なりの見解をぶっちゃけてみようと思います。
今、理美容サロンにおいては頭皮の健全化、育毛、リラクゼーションなど様々な切り口でヘッドスパをメニュー化しているサロンが多いと思います。
そこで、このヘッドスパでも育毛目的でやられているヘッドスパについて検証してみたいと思います。
育毛や発毛目的のヘッドスパの場合、「血流促進」や「頭皮の柔軟化」、または専門的に言えば、「立毛筋の活動低下をマッサージによって補う」等、そしてなにより「毛穴クレンジング」が目的ではないでしょうか。
薄毛=毛穴のつまりという理由から、このような毛穴クレンジングすることで抜け毛の防止というアプローチが取られているのでしょうが、果たして本当に「毛穴のつまり」=「抜け毛」なのでしょうか?
ここで、ある調査をした面白い男がいます。
東京都内で、ホームレスの方達の為の炊き出し現場を回り、約3,000人のホームレスのハゲ率を調べたのです。
もちろん一般の会社勤めの方々のハゲ比率も調べたのですが・・・・
さて問題です。
どちらがハゲ率高かったでしょうか??
毛穴のつまり=薄毛という理屈から考えると、シャンプーなどする機会が少ないホームレスの方々のほうが毛穴はつまり、薄毛になっていなくてはなりません。
ところが
薄毛率では全く同じだったという調査結果なのです。
この毛穴つまりが薄毛にする説に関しては、大阪府立大学のある教授も異を唱えていて、その教授曰く「毛穴の洗浄をすることにより、かえって髪の毛は弱体化してしまう」との見解を示しているほどなのです。
ただ、ヘッドスパの利点も確かにあります。
血行の促進に関しては言うまでもないでしょうが、立毛筋の代わりにバルジ領域を刺激することにより退行期・休止期の毛髪を成長期に移行させる事ができるという点では頷けます。
ただ、これもヘッドスパでもシャンプーなどで行うヘッドスパではなく、オイルマッサージや育毛剤等を塗布してもヘッドマーサージ的なヘッドスパであることが望ましいでしょう。
もちろん使用するオイルは酸化して過酸化脂質となってしまわないようなオイルを使うことは絶対条件です。
なぜ、私がシャンプー剤等を使ったヘッドスパを良く思っていないかというと・・・
シャンプー剤等の界面活性剤(洗剤)をつけたまま頭皮を必要以上にマッサージするという行為は頭皮の環境悪化にも繋がるため、控えていただきたい施術だと私は考えます。
反論がある方も居るかもしれませんが、洗剤を長時間頭皮につけたままある程度強い刺激を加えることのどこが頭皮の為なのか私には理解に苦しみます。
それダメ!ってTV番組ありますよね
あなたの常識は非常識かもしれません!!