発毛サロンの施術者へのメッセージ
こんにちは。
今週は広島~神戸と出張続きでブログ更新が遅くなってしまいました。
今回のブログでは発毛サロン施術者にとって知識よりも技術よりも、もっと重要になるのでは?という事について書こうと思います。
もちろんこれは今発毛に頑張っている薄毛の方々にも重要なことであるのでしっかり読んでほしいと思います。
皆さんは二重盲検法という検査方法をご存知ですか?
Double blind testとも呼ばれているテスト方法なのですが、このブログでは出来るだけ簡単に書きたいと思いますので、もし詳しく知りたい方は後でググって勉強してくださいね。
二重盲検法とは、お薬や治療法の効果について正確にデータを取りたい場合に用いられるテスト方法で、お薬であれば投与される「患者」にも投与する側の「医者」にもどういった薬を投与したのかという情報を与えないというテスト方法なのですが、なぜこのように両者に目隠しする必要があるのか??というと・・・
1つ目には、患者に働く「プラセボ効果」をなくすため
そして、医者側には観察者バイアスが働かないようにするためということになっています。
観察者バイアスって言われてもピンとこないと思いますが、観察者効果とも言って、観察者である医者などが、その目的に合わせた言動を無意識レベルで行うことによって、検索結果に誤差が生じるのだそうです。
何かを治したい!これは効果あるかも!などと観察者(発毛では施術者)が自信をもってお客様に接するということは、それだけで効果に差が出るということなのです。
また、プラセボ効果も最大に発揮させるには、自分が行っているコンサルティングにおいて絶対の自信と、そこで使われる商材や技術も自信・確信のある施術者が説明をすることでお客様には最大のプラセボ効果も発揮できるということなのです。
逆を言うと、今やっていることに自信確信がなく、疑問や戸惑いがあればそれはお客様に何らかしらの言動から伝わり逆プラセボ(本来なら改善するはずが、施術者の自信なさげな説明や技術によって改善しない)も発動しかねないということを肝に銘じていてほしい。
人間はメンタルな生き物なのだ
オリンピックの射撃の名手といわれていたラニーパッシャムという選手を知っているだろうか。
1972年当時で彼は、世界一の射撃技術を持っていると自負していました。
がしかし・・・当年のミュンヘンオリンピックで彼はことごとく10点の的を外し銀メダルに終わるのです。
そこから学んだことはメンタルの重要性でした。
数々のチャンピオンに会い、メンタル面の研究をしていった彼は、2年後、1974年の世界選手権で金メダル8個を含む15個のメダルを獲得する快挙をなし遂げ、モントリオールでも金メダルに輝きました。
彼の言葉に
実はここからもわかるように、このシステムは!この担当者は!この育毛剤は!について信用信頼をしなければ効果は出にくいし、またそこをしてもらえるように施術者が自信確信をもってお客様に接しない限りお客様が求めるどこよりも素晴らしい結果は得られないということを肝に銘じておく必要があると思う。
それがなければ何をやっても何を使っても並以下にしかならない。