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不都合な真実

こんにちは。

発毛キャンプトレーナーの椿山です。

いつも読んでいただきありがとうございます。

このブログは私が理美容界に入り、発毛キャンプという発毛メソッドを作り上げるまでのストーリーから、薄毛改善メニューを導入されているサロン様、また、薄毛に悩んでいらっしゃる方のお役に立つ事が出来るといいなぁと思い書いております。

 

私が24,5歳(今から四半世紀前)になるころには、勤めていたサロンで扱うシャンプーも化粧品もそこそこ良い内容成分のものを取り扱う事が出来るようになっておりました。

 

しかし、まだ勤め人という事もあり、自分の店ではなかったのでそこまで拘ることも出来ないし、当時はまだまだナチュラルなものを作っているメーカーも少なかったことから、満足いくチョイスも出来なかった時代です。

 

しかし、一番頭を悩ませたのは、「カラー剤」と「パーマ液」でしたね・・・

 

この理美容室で使う薬剤についてはこのブログで書いてよいものかどうか・・・迷ったのですが、理美容師さんはその毒性を知った上で、パーマ剤カラー剤の害の軽減に日々努力して取り組んでいるのであえて書きたいと思います。

 

ある団体においては、カラー剤・パーマ剤を「劇毒物」と謳って、不安をあおり、自社の商品を売るという古典的な「商業理論」を構成していますが、ここでは客観的に、なお実際自分でいろんな実験をやった結果のみをお伝えしていきます。

 

初めに断っておきますが、理美容師である私が理美容の技術を非難するものではないことをご理解ください。

このブログはあくまで「発毛」という視点から検証をしていった経緯をお伝えしていこうと思います。

 

私は必ず実験を行います。

パーマ液がどんな成分でできていて、どんな化学反応が起こるのかというような理美容師なら当然知っておかなければならないような事はもちろん、経皮吸収の問題やその薬剤の毒性なども調べたいのです。

 

動物実験などを出来ればいいのですが、我々素人はそういう訳にもいきませんので、植物で実験しました。

この実験がどれ程科学的に信憑性に優れているかというのは分かりません。

 

その時の映像があれば良いのですが、今回のブログでは文字だけでお伝えしたいと思います。

 

私のお店の前には雑草がものすごく生えるところがあるんです。

その雑草をこの時期(暖かくなると)毎年毎年がんばって草取りするのですが、ある年、ふと「パーマ液をかけてみたらどうなるんだろう」って頭をよぎり、その雑草にパーマ液をかけてみる実験をしました。

 

パーマ液は1液と2液に分かれているのですが、2液の方が毒性が強いということは知っていたので、2液をその雑草にかけてみました。

 

すると・・・

 

その雑草は1時間もしないうちに萎れて、約5時間でほぼ枯れてしまうという結果になりました。

 

翌年・・・・

 

雑草は強いですね

 

また生えてきました。

 

またパーマ2液をかけました

 

枯れました・・・

 

そこからがすごいのですが

 

それから丸3年

 

その場から雑草が芽を出すことはなかったのです。。。

 

あの有名な除草剤でも翌年まで除草効果があるものではありません

 

しかし、パーマ液は翌年も、その翌年も雑草が生えることを許さなかったんです。

 

これは、土壌にパーマ液が残留する強さを示していると思います。

 

僕は悩みました・・・

 

パーマ施術をこのままお客様に続けて良いものだろうかと・・・

 

パーマやカラーというのは理美容室にとって収益を伸ばす技術です。

これを無くすという選択は中々出来るものではないかもしれません。

お客様にとってもパーマやカラーは自分を美しく表現するものです。

お客様にも必要とされています。

お客様が美しく、かっこよくなり笑顔になることは理美容師としても嬉しいことです。

 

でも、パーマ剤カラー剤が人体に与える影響を考えると素直に喜べない自分がいたのです。

 

そこで、このパーマ剤やカラー剤で人体に害の少ないものを探すのですが、なかなか見つかりません。

カラー剤では数点あるのですが、色のバリエーションはないし、お客様が求める色も提供できないレベル

 

打つ手無しだった昔に比べ、今では科学的根拠もしっかりと出しながら、パーマやカラーの皮膚に対する影響を軽減できるものが出てきているようです。

 

私は今は、「発毛」に特化していますから、パーマやカラーに関しては、発毛させたいというお客様には施術をお断りをしています。

 

今回はパーマ液だけのことを書きましたが、カラー剤に至っては、発毛には深刻なものだと思います。

 

現代の女性の薄毛の原因は実はこのカラー(特にホームから―)の普及によって増加しているものと考えています。

 

 

何故なのかは次回のブログで・・・・

 

 

 

 

 

 

デスゲーム

こんにちは。

発毛キャンプトレーナー椿山です。

今日はちょっと皆さんにもチャレンジしてほしいゲームがあります。

 

このゲームを知ったのは私が友人と友人の友達が経営しているBARに行った時のことでした。

酒もっ結構入ったとき友人がBARの若いスタッフにこういったのです。

 

友人A :「お前さぁ、あのゲームやろうぜ!」

スタッフ:「え?何のゲームっすか?」

友人A:「ヤクルト50本たい」

スタッフ:「えぇ~~まじっすか??」

友人A「成功したら10万だそう!!どうや!?」

とカウンターの上に現金10万円を出したんです。

 

スタッフ:しばらく沈黙の後「よっしゃやりましょう!」

 

 

 

 

ここでBARのオーナーが来て

オーナー:「お前止めとけって!!」←ちょっと怒り気味

 

私はなんでそんなにオーナーがムキになって止めているのかわからず理由を聞いてみました・・・

 

その前にこのゲームの内容を言っとかないといけないですね。

このゲームは

「30分以内にヤクルト50本飲めたら成功」

この時は成功したら10万円、失敗しても罰ゲームなし!というものだったんです。

 

椿山:「え?オーナー・・・そんなに難しいと??」

オーナー:「今までうちで(当店で)成功した人は1人しかおらんのよ」

オーナー:「それもその後大変でさぁ・・・」

 

悪戯好きの友人は若いスタッフをけしかけます

友人:「よかけんお前やるやろ」と

オーナー:「お前明日休みだったっけ??」←なんで休みが関係しているのか訳が分からん。。。

スタッフ:「はい!休みですが・・・」

オーナー:「じゃあしてもよかばってん、知らんぞ!!」と言ってまたほかのお客様の接客に言ったのです・・・

 

さて、この後どうなったのか・・・?

 

もちろん失敗するのです。。

 

それからしばらくして

 

ある面白いお客様が来ている時にこの話をしてたんです。

すると、当時店一番のノボセモンスタッフS(調子のいいアホなスタッフってこと)が

 

スタッフS「えーーーそんな10万目の前にして出来ない奴って、よっぽどお金に執着心がない奴なんすね~~」と自分なら絶対やり遂げる的な言い方をしたので、来ていたそのお客様Fさんは

 

F様:「おぉぉ~~お前よう言うたな!!じゃあSやってみろ!!俺が10万出しちゃる!!」

S:「マジっすか!!やりますやります!!」

S:「こんなんやれない奴根性がないんすよ!!」

私はニンマリしながら、

椿山:「じゃあやってみろよ!!その代り、失敗したらヤクルト代はお前持ちな!!」

 

スタッフSはやる気満々

 

相当アホなやつ・・・と思いながら、ほかのスタッフにヤクルトを買いに行かせセット完了!!

さぁやってみろアホS!!

 

準備完了!

 

タイマーを30分に設定し、フタを開けてくれるスタッフも準備・・・(ほんとアホなことばかりやってたなぁ・・・)

 

スタート!!

 

20本目位まではあっという間に飲み進めるS!

 

ここでSの補足情報を

このSの自信には根拠があって、このS、相当な大食漢なのだ

Sの友人とどちらが大食いなのかの話になって対決したとき、ファミレスで定食4人前、その他にピザ、パスタを食べて勝負がつかず、ラーメン屋に行って替え玉6杯したという話もある位なので、相当自信があったのだろう・・・

 

話を戻そう

20本目くらいまで行ったときに、「こりゃ成功するかもしれんな」と思った私は、飲み終わったヤクルトの容器の底に少しずつ残っているあの濃いのを一本にまとめ

 

私:「おいS!これ残っとるやん!これも飲み!!」と・・・

 

Sはそれを飲み干したくらいから状況が一転・・・

 

なかなか進まないS

 

時間はタップリあるのに手が進まない

 

お客様F:「どうした!S!!さっきの勢いはどこいったとや!!」とけしかけるが

 

Sはうつむいたまま沈黙・・・(笑)

 

結局30分待たずして

 

ギブアップ!!

 

お店の床に蹲ったまま身動きとれない様子・・・

 

F様の息子(当時5歳←今や中日ドラゴンズに入っている)がSにちょっかいを出すと、Sは大人気もなく本気で息子M君に激怒していました(苦笑)

 

実はこの後もうちのスタッフはアホばかりなので、チャレンジャーが続々と現れるのですが・・・・

 

皆・・・撃沈・・・・

 

その場でマーライオンのごとくヤクルトリバース…するやつまで・・・

 

 

 

 

 

 

 

これ、結構危険なんですよ

 

これ、小さいから50本くらい飲めそうな気になるのですが、絶対やめた方がいいですよ

なぜなら、当店のお客様でヤクルトの製造工場にお勤めの方にこの話をした時のその方の一言に表れていると思います。

 

その一言が

 

 

 

「死にますよ!」

 

 

 

だったのです。

 

お~~コワッ!!

 

絶対に良い子はマネしないようにして下しね~~

 

※このヤクルトの話はちゃんとした内容の話もあるので内容成分や、ヤクルトの顧問を断った乳酸菌の権威の東京大学の教授の話などはまた別の機会に・・・・

 

ワースト3

こんにちは。

いつも読んでくださりありがとうございます。

今日は、私が20数年前に(結構古いデータ(;^_^A)シャンプーの勉強をしていたころのお話を少ししたいと思います。

 

私がその頃調べ、シャンプーのワーストランキングを付けたことがあります。

その当時のワースト3はというと、

 

メリット

 

 

 

 

 

 

 

 

エッセンシャル

 

 

 

 

 

 

 

トニックシャンプー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このトリオは不動のワースト3でしたね。

 

このシャンプーたちには共通点があります。

それは

 

価格が安い!!(笑)

 

その大きな要因は界面活性剤の質が一番悪いものを使用していた事にあります。

シャンプーの内容成分で一番多い順に

「水」・・・これはタダに近いので価格には反映されません。

次に

メインの基剤になる「合成界面活性剤」が来ます。

要するに水の次に多く配合しなければいけないこの界面活性剤が安価であればあるほどシャンプーの価格も安く済ませることができます。

 

その次に何が配合されているのかに着目したときに、「メリット」は以前(現在は配合されていない)「ジンクピリチオン」が配合されていたんです。

このジンクピリチオンは何のために配合してあったのかといいますと、「フケ防止」の為に配合してありました。

では、どういったメカニズムでフケを防止していたのでしょうか。

 

これが結構怖い話なのですが

ジンクピリチオン=亜鉛なのですが、これは抗菌や防腐剤として入れているといいますが、もちろんそれもあるでしょう。

しかし、このジンクピリチオンという成分は、ピーリング効果があるのです。

 

フケとは、皮膚の角質が剝げ落ちたものですが、その剝げ落ちる前にジンクピリチオンがピーリング(剥ぎ取る)してしまうので、フケとして現われないという原理なのです。

このピーリングを毎日毎日していたら皮膚はどうなるでしょうか・・・

もちろん角質層は皮膚のバリアの役目もしていますから、それがドンドン薄くなり、皮膚は抵抗力を失い、皮膚の機能低下を招いてしまうのです。

 

この様に、フケの根本原因を治すのではなく、表面的に対処するだけのものは後々何らかの皮膚トラブルを招いてしまいます。

 

実際に、このジンクピリチオンを使ったシャンプーを使っていた方々の頭皮は薄く、貧弱な皮膚をしていたのを覚えています。

 

現在は、フケにはメリットという一番の売りであったジンクピリチオンは今では配合されておりません。

配合しなくなった訳は定かではないのですが、当然皮膚トラブルの元であることは研究者も解っているでしょうから、賢明な判断ではあると思います。

 

しかーーーし!!

 

いまだにこのジンクピリチオンを配合しているシャンプーが存在しているのです。

あり得ないんですけど・・・・あるんです。

 

それは、あの錦織圭がコマーシャルしているh&sなのです。。。。

 

実は、現在のシャンプーのワースト1はこのh&sじゃないでしょうか・・・

活性剤もベースはラウリル硫酸アンモニウム・・・・その次に来るのがラウレス硫酸・・・・

この時代にある意味最強のハートを持った会社とも言えるのではないでしょうか・・・・

 

全く消費者のことなど考えていない会社と言えるでしょう。

 

考えているのは「会社の利益のみ」

 

 

 

当時のエッセンシャルもトニックもこの最強のラウリル主体、トニックシャンプーの清涼剤に至っては現在はメントールですが、当時は確か・・・低級アルコール系だった記憶があります。

これにより頭皮は乾燥肌に傾き、その上刺激強の界面活性剤で毎日シャンプーするわけですから、頭皮に良いはずがありません。

 

エッセンシャルにおいては、洗浄成分が超強力な上に、シャンプーに入れる必要のない頭皮や髪の毛に残留する原料たくさん入ってて、これはトリートメントやリンスならまだしも、シャンプーと呼んでいいのだろうか??と首を傾げたくなります・・・・

 

現在は相当数のシャンプーが有りますが、多分今でもワースト5には堂々と入っていると思います・・・

気になった方は調べてみるといいですよ~~

結構分析・解析サイト等でランク付けしているところが結構あります。

 

実は、シャンプーに関してはまだまだお伝えしたい事があります。

 

 弱酸性っていいの?

 リンスインシャンプーが激減した訳?

 ノンシリコンって本当に良いの?

 薬用シャンプーの本性?

 育毛シャンプーで毛は生える?

 フケ用シャンプーで起こる怖い現象??

 

上記については、今後書きたいと思いますので楽しみにしといてください。

 

【核心】喜ばしいことと不安なこと

こんにちは。

発毛キャンプトレーナーの椿山です。

今日は当ブログのメインでもある「発毛」について書こうと思います。

 

理美容サロンに広がる発毛関連商品について

昨今、発毛関連商材やメソッド、発毛のビジネススキームなどが理美容サロンへの普及が急ピッチで進んできています。

 

今まで敷居の高かった発毛サロンに勇気を出して行かなくても、日頃利用している理美容室で本格的な薄毛改善メニューが受けれるということはお客様にとってもメリットがあることだと思います。

 

これからも色んな会社が理美容室に向けて発毛関連の提案を広めていくと思いますが、これについてはすごく良いことだと思っています。

どんどん広がって理美容室で「発毛」が当たり前になっていってくれればと心から思います。

ちょっと心配なこと

理美容サロンに薄毛改善のメニューが広がっていくことは喜ばしいことなのですが、少し不安と心配があります。

 

それは、理美容サロンが中途半端な情報で施術や商品をお客様に安易に提供し、結果が伴わなかった時に理美容サロンはその対応に苦戦するのではないか!?

 

また、理美容サロンでの発毛技術に対するお客様の信頼が失墜する事になりはしないかと心配しているのです。

 

発毛技術はご存知の通りかなり難易度の高い技術になります。

 

もちろん豊富な知識も必要となります。

 

知識は1か月間、しっかり集中して勉強すれば身につくかもしれません。

 

しかし、知識だけでどうにかなるような簡単な技術ではないのです。

だからこそしっかりとしたメソッドを学べばどこのサロンも追いつけない自店の強みとなるのです。

発毛サロンの発毛率

この世に育毛剤と言われる商品はかなりの種類存在しますが、どれもドングリの背比べで結果が出ても1割行けば良いところではないでしょうか。

これは日本を代表する発毛サロンにおいてもこの「1割」をオーバーすることは出来ていません。

たった1割ですよ!!

あのコマーシャルバンバン流しているあの発毛サロンも1割弱だと言ってます。10人に一人しか生やせていないのです!!

ひどい人になるとそういったサロンに一年間に500万も支払っているそうです。(←もうこうなると被害者です( ノД`))

 

何故そんなにも発毛率が低いのか!?

お分かりになりますか??

実は、育毛剤をホームケアで使用している人も、各サロンでヘッドスパや育毛用機器を使用して発毛に取り組んでいらっしゃる方々が見落としている部分があります。

発毛技術の肝

これは私が毎月行っている発毛キャンプメソッドセミナーでもお伝えしているのですが、育毛剤がなぜそんなに効果が出ないのか!?です。

 

ものすごく端折ってお伝えします。

 

育毛剤は、その成分のほとんどが毛髪構造にアタックする成分で出来ているということがそもそも生えない要因だと私は考えます。

 

大体次の4つの成分が主なものではないでしょうか。

 血流促進

 毛乳頭・毛母細胞活性化

 毛包伸長率UP

 男性ホルモン抑制(皮脂分泌抑制)

今までの育毛剤成分の主軸はこの4つがほとんどでしたね。

最近ではこれに

 

 DHTブロック成分

 

が追加された位でしょうか。

これだけ揃えば生えて来そうなのになぁって思いますよね・・・・

でも、1割を超えることはないでしょうね。

その理由は、毛が無い=毛髪構造が無い!!からなのです。

       ☝

実は、発毛のヒントはここにあるんです!

飲む育毛剤は?

AGA治療で処方されるすべての飲む育毛薬については一言だけ申しておきます。それも声高々に申し上げます。

 

 

 

 

「飲む育毛薬は絶対に飲んではいけない!!」

です!!!!!!!!!!!!!!

 

理由は体に負担がかかるからです。

 

 

私のメソッドを全て受講していただければ詳細を説明しますが、医者が処方するから安全などとは微塵も思ってはいけません。

 

私の発毛メソッドでは7~8割の結果を出しているのですが、この飲み薬を服用していた方々の発毛は非常に困難を極めています。

 

なぜなら、ホルモン剤で無理やり毛を生やすということで、髪の毛を生み出す細胞が弱ってしまっていると考えています。

育毛サプリは効果ある?

サプリメント=栄養補助食品に関しては、一概に効果なし!と言い切れるものではありませんが、例えば昔からワカメやヒジキといった海藻類を食べたら髪の毛に良いという話を聞いたことがあると思います。

しかし、ワカメを食べたからと言って毛が濃くなることはないのです。

海藻類にはヨウ素やホウ素のような育毛効果があるミネラルが豊富に含んでいるのですが、ワカメやヒジキを摂取すれば髪の毛がボウボウになるかというとそうではありません。

それは、このヨウ素やホウ素は血流を上げたり、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌を増やす効果があるのですが、それだけ摂ったところで髪が増えるというような単純な構造を人間の体はしておりません。

髪の毛の材料である栄養素も必要になってくるし、その他のミネラル類(必須ミネラル)も必要ですし、酵素や補酵素も必要になってきます。もちろんビタミンも必要ですし、ファイトケミカル系も必要!!

また、どんなに材料を補給しても、腸が汚ければ、栄養素の吸収も悪くなりますし、腸内細菌に元気がないと酵素の働きも悪くなるといわれています。

運動もしかりで、血流がよくなければ、髪の毛の毛乳頭に栄養を運んでいる末梢血管まで栄養も届きません。

 

要するに、現代では7大栄養素?8大栄養素?9大栄養素?体に必要な栄養素を全て必要な分だけバランスよく摂取しない限り亜鉛を摂ったから、何かしらの成分を摂ったからといって髪が増えたり太くなったりはしません。

 

摂取→分解→吸収→運搬→再合成とすべてに必要なものがあるのですから、その根本を知ったうえでサプリメントなどの取り扱いをやってほしいと思います。

 

最後にヒント

発毛を成功させるには、コツがあります。

そのコツをお伝えする前に、重要なことを認識しといてください。

薄毛の原因は人それぞれで、かなり多岐にわたる原因が考えられるということです。

この薄毛になった「原因」を掴まなければ発毛率を上げる事は出来ないという事なのです。

逆に言えば、原因さえ捕まえれれば、どんな機器や道具を使っても、どんな薬剤や育毛剤を使ったとしても毛をはやす確率はグンッっと上がります。

 

自宅で改善を目指している人も、この原因をそのままで育毛剤に投資しても思った結果は得れないので注意しましょう~~

ちょっと違う判断基準part2

こんにちは。

ちょっと違う判断基準の続きを書きたいと思います。

「どんな活性剤がいいの?」ってところで終わっていたと思いますので、その続きから書こうと思ったのですが、ここで活性剤の名前を連呼したとしても皆様覚える事は出来ないしなぁって思うわけです。

 

でも、誤解を恐れず一つだけ挙げるとするならば、石鹸の界面活性剤が一番「人」には優しいのではないかと思っています。

 

誤解しないでくださいね。

「石鹸」がすべて良いと言っている訳ではないのです。

石鹸の活性剤が優しいのではないか!?と言っているのです。

それも、純粋な石鹸の作り方をした「石鹸」です。

 

以前にも書きましたが、私が石鹸シャンプーを販売していたら、商業理論で石鹸押し!の一言で済むかもしれませんが、このブログでは何かを売りたいから理論構成するということではなく、いろんな角度から、良い面悪い面をお伝えしていきたいと思っております。

 

先ず、石鹸押しの良い面からですが

それは、石鹸の歴史を知ることから始めたいと思いますが、人類初の石鹸ができたのは今から5000年前と言われています。

この歴史については、石鹸を押しているサイト等で詳しく見ることができますので、そちらを参照してください。

 

 

 

 

 

人間は、適応能力に優れた動物です。

動物はみなそうかもしれません。

 

 

キリンが首が長いのも

ラッコの体毛が8億本あることも

ハイエナが動物一のあごの力を持っていることも

 

全てその環境に適応して変化を繰り返した証拠です。

 

人間も同じく長い年月をかけ、その時の環境に適応していきます。

 

そういった意味でも5000年以上使用してきた石鹸の界面活性剤に対しては適応していると言えるのではないでしょうか。

 

ですから、石鹼に対して抵抗力があるという前提の下では利点はあるでしょう。

それともう一つは「生分解性」に優れているという点も、環境まで配慮した洗剤の使用では利点といえると思います。

 

しかし、悪い面もあります。

石鹸の活性剤は基本そんなに強いものではありません。

では、何故汚れが落ちるのか!?ですが、石鹸シャンプーは製造する際に使われる苛性ソーダや苛性カリのアルカリにより、そのものがアルカリ性を示すためそのアルカリの力によって汚れが落ちるということもあり、アルカリの力と、石鹸の活性剤の力によって汚れを落とすことが可能となるからです。

(石鹸の製造方法も色々ありますので、興味がある人は「石鹸製造方法」で検索してみてください。)

 

ただ、このアルカリが刺激となり、敏感肌の方には少々強い刺激となることが考えられます。

しかし、私が思う石鹸のデメリットは、石鹸に含まれる脂肪酸と水道水などに含まれるミネラル(金属)が反応し、「金属石鹸(セッケンカス)」を生じてしまいます。

これは結構厄介で、お肌に残留するといろんな悪戯(いたずら)をしてくれます。

 

これももちろん改善する術はあるのですが、どうするかというと、水道水を完全に軟水化すること!なのです。

 

完全に硬度分(ミネラル)を除去してしまえばセッケンカスも出ないし、お肌のトラブルも少なくなります。

 

イオン交換樹脂や特殊な塩によって除去する方法の軟水器など(自店には設置してましたが)有りますが、毎月のランニングコストは当然かかってきます。

 

でもこれを設置すれば、石鹸シャンプーなどで髪を洗っても顔を洗ってもゴワゴワするような事もなく軋んだりすることも無くなります。

 

それに硬度が高過ぎると、石鹸は泡立ちが極端に落ちます。

これは通常の洗剤においても同じことが言えるのですが、硬水では洗濯用洗剤でも泡立ちが悪くなったり、お洋服の繊維を痛めたりするため、洗濯用洗剤等には水軟化剤としてアルミノけい酸塩、ポリカルボン酸などが配合されているのです。

 

また、皮膚に関して言うと、皮膚の表面で体を守っている「皮脂膜」ってのがあるのですが、この皮脂膜は弱酸性で出来ていて、アルカリの強い石鹸などは皮脂膜を壊してしまうのでNGともいえます。

 

それに、この弱酸性の膜が壊れると、分泌されたアブラが過酸化脂質に移行しやすいのではないかと推察されるのです。

 

この過酸化脂質は皮膚トラブルの最大の要因と考えられています。また、

この皮脂膜を形成してくれている常在菌もアルカリに弱く、常在菌の生育環境が悪くなってしまうという悪循環を起こすのです。

 

 

 

 

悪い面が際立った書き方になっていますが、物には必ず良い面悪い面が必ず存在します。

また、悪い面をカバーできること、カバー出来ない程のものってあります。

 

中身を知ったうえで、読者である貴方に判断は委ねたいと思います。

 

また、石鹸一つとってもココでは書ききれないくらいの情報が有ります。前にも書きましたが、情報は履いて捨てるほどありますので、興味がありましたらご自分で調べてみてください。

 

石鹼の他にも優しい界面活性剤は存在します。

皮膚粘膜刺激性も低く、細胞毒性も石鹸より低い活性剤は実際存在します。

 

では何故そのような活性剤を一押ししないのか!?ですが、人間の適応能力の話を前述しましたが、人間が何かに適応してしまうには1世紀以上(100年以上)かかると言われています。

適応段階では、体にいろんな反応が出てくるのですが、その一つがアレルギーだとも言われています。

 

石油系(高級アルコール系)の洗浄成分がこの世に生まれたのがドイツで1917年に生まれ、日本がその技術を導入したのが1937年と言われていますので、誕生して100年、日本で使われ始めて80年ほど経つわけです。

 

しかし、現在良質のシャンプーとして販売されているもののほとんどが「アミノ酸系」の活性剤なのですが、このアミノ酸系合成界面活性剤の歴史は浅く、登場から40年そこそこしか経っておらず、人間が今後適応していく過程において身体にどのような現象が現れるのか私にはまったく予想がつきません。

 

アミノ酸系だから身体に優しい・・・

石鹸だからいい・・・

高級アルコール系・・・・???

 

どれも化学物質であることには変わりないということを前提に判断していかなければいけません。

 

しかし、人間は他の動植物同様「自然のもの」であることから、人類が後出しで出してきた化学物質は何らかの拒絶反応は必ずあるということです。

 

このシャンプーのシリーズに関してはまだまだ書き足りませんので、現在売られているシャンプーを独自で調べた内容についても今後書いていこうと思っております。

もちろん私の視点で書かせていただきますのでその辺りはご了承くださいね。

 

長い内容になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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