ハミガキジェル開発の経緯①
ブログを読んでくださっている方にはお解りだろうが、私は発毛に関しての研究を30年以上行ってきた。
その私が今回商品開発したのが「AQUA LUCA(アクアルーカ)」という口腔洗浄商品なのだが、何故発毛商品メインのわが社がハミガキジェルを開発したかについてはちゃんとした理由がある。
先ず、禿げの研究のきっかけは親族一同が禿げていたことにつきる。
それも親父が禿げ出した年齢と、14歳年齢の離れた叔父(親父の一番下の弟)の禿げ出した年齢があまりにも違っていたことで、禿げの低年齢化を感じた私は、何故禿げが低年齢化してきたのかについて調べたんです。
その結果判ったことがありました。
その当時は2つの原因を考えました。
「シャンプー」と「食」
シャンプーは昭和30年代当たりから当たり前のように高級アルコール系界面活性剤でしたし、食に至ってはインスタント食品が続々と出てきていた時代でもありました。
そういったものに赤ん坊のころから触れる、また食す機会が多くなった事により、先天的な原因である遺伝ではなく、後天的な原因である食習慣や生活習慣の乱れが「若禿げ」の原因であろうと推測できました。
「口にしたものが身体を作る」
これは当然の事であります。
然しながら、口にする歯磨き粉で安心して使えるものは皆無でした。
この当時はまだ歯磨き粉は必要だろうと考えていたので、一般に売られている歯磨き粉を米粒くらいつけて磨いていたのですが、ある日実家にて歯科医師をしている姉がテレビを見ながら30分くらい延々と歯のブラッシングを何もつけずにしているのを見て、尋ねたところ「歯磨き粉など付けなくてもちゃんとブラッシングすればOKよ」とのことで、私自身も何もつけずブラッシングをし出したのが20年以上前のことになります。
しかし・・・・
年を重ねるごとに口腔内環境は変わりある悩みが出てきたのです。
この続きはまた次回。