昨日久しぶりに腸の勉強会を開催し、私もお話を伺いました。
途中離席していたのですが、タイミングよく興味深い話が聞けたのでブログに残しておこうと思います。
先ずは1枚目のグラフを見ていただきましょう。

このグラフは、グラフ内にも記載していますが、クローン病の特定疾患医療受給者証交付件数です。
日本では1976年には128人だったのが、平成25年には39,799人と310倍に増えています。
驚くべき増加数ですね
もっと驚きなのが、アメリカではここ数字の10倍もいるという事!!
このクローン病の原因としては以下のような記載があります。
こクローン病の原因として、遺伝的な要因が関与するという説、結核菌類似の細菌や麻疹ウイルスによる感染症説、食事の中の何らかの成分が腸管粘膜に異常な反応をひきおこしているという説、腸管の微小な血管の血流障害説などが報告されてきましたが、いずれもはっきりと証明されたものはありません。最近の研究では、なんらかの遺伝的な素因を背景として、食事や腸内細菌に対して腸に潜んでいるリンパ球などの免疫を担当する細胞が過剰に反応して病気の発症、増悪にいたると考えられています。
ー難病情報センターHPよりー
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次にあげるグラフが、多発性硬化症という「脳」の病気のグラフになります。

この多発性硬化症って、なんとなく聞いたことはあるけど、どんな病気かわからないですよね?
という事で、また難病情報センターさんのHPから引用します。
多発性硬化症は中枢神経系の脱髄疾患の一つです。私達の神経活動は神経細胞から出る細い電線のような神経の線を伝わる電気活動によってすべて行われています。家庭の電線がショートしないようにビニールのカバーからなる絶縁体によって被われているように、神経の線も髄鞘というもので被われています。この髄鞘が壊れて中の電線がむき出しになる病気が脱髄疾患です。この脱髄が斑状にあちこちにでき(これを脱髄斑といいます)、病気が再発を繰り返すのが多発性硬化症(MS)です。 |
だそうです。
これを読んでもイマイチぴんと来ない感じですが、原因としてあげられているのが、「自己免疫疾患」という事なので、やはり「腸」に関係が深い病気という事がわかります。
この病気は日本では10万人あたり8人程だそうですが、欧米人においては10万人あたり100人ほどいるそうです。
どちらの難病も欧米人に多いというデータが出ています。
これをみても原因がわかってくるようです。
次のグラフが

10万人あたりの主な死因別ですが、見ていただきたいのが黒いグラフ線で、「悪性新生物」と書いてありますが、聞きなれた言葉でいうところの「癌」ということです。
癌にかかると、がんで死亡するという事より、他の疾患を併発し死亡するケースが多いので癌が死因というのは私的には納得しがたいことですが、ガンを引き金に死亡したと考えてください。
この数字も右肩上がりに増加しているのがわかると思います。
この3つのグラフをよくよく観察してわかることは、ほとんど同じ増加傾向にあり、すごく似た形になっているのがお分かりになると思います。
という事は、ある年代からこの日本において何かが変わり、それが原因でこのような難病や癌などが増えてきているという事が誰の目にも明らかだという事がわかると思います。
さて、その原因とは一体何なのでしょうか。
クローン病や多発性硬化症に関しては「自己免疫」が大きくかかわっているという事がわかったと思います。
では、癌はどうでしょうか?
実は生活習慣や食生活となっております。
飲酒で免疫力低下・・・
食事内容云々・・・・この食事で主に関係しているのは「腸」!
免疫の60%~70%はこの「腸」に存在
こういった事からわかることは、この日本において大きく変化した「食」によって腸内環境、すなわち「免疫異常」がおこり、様々な病を起こしているのではないかという事です。
先ず私たちがやらなければならないことは、「食の改善」だという事だと思います。
無形分化遺産にも登録された「和食文化」を今一度取り戻し、健康で文化的な生活をしていきましょう。
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不都合な真実 社会環境 筋トレ 運動
今読んでいる「チャイナ☆スタディー」~葬られた「第二のマクガバン報告」~にドキッとする一文を発見した。
先ずはこのチャイナスタディーについて少し説明が必要だと思うので、明確に説明してくださっているブログの内容をそのままご紹介したいと思う。
本シリーズではコリン・キャンベル氏の「葬られた第2のマクガバン報告」の内容を紹介していきたい。氏は40年間栄養学研究に携わってきた人物である。 この著書の元になったのが史上最大規模の栄養学調査である「ザ・チャイナ・スタディ」という研究だ。 1970年代末、中国の首相がガンだったこともあり、治療法を解明するため中国政府は1973年から1975年まで8億8千万を対象とした12種にわたるガン死亡率に関する調査を行なった。65万員の作業員が関与するという前代未聞の途方も無い大規模調査である。 この調査の最終結果は色分けされた分布図に描かれ、どの地域に特定のガンのタイプが多く、またほとんどガン患者がいない地域はどこかということを示していた この調査によれば地域によって100倍の違いがあることが分かった。中国はほぼ漢民族単一であるため明らかに環境要因によるものであることを示す。 このデータを元にして、中国予防医学研究所、オックスフォード大、コーネル大によって、更に1983年~1988年にかけて食習慣と病気に関する膨大な調査が行われた(共同研究)。対象は中国全土と台湾から1万6千700人を対象にして「食事と健康状態、ライフスタイル、社会的経済的特徴に関する1367項目」を調査。それが、チャイナスタディである
抜粋先ブログ~http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2014/02/1452.html~
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とにかく、このチャイナスタディーは途方もない人員を用い、途方もない人数の追跡調査をした結果なので、信ぴょう性はこの上ない。
しかし、アジア人(中国人)とヨーロッパ圏、アメリカ、アフリカ人とでは、腸内細菌群の構成も違えば、体の中で働く酵素の種類やそのバランスも違うだろうから、一概に全世界の人々にすべてマッチするとは考えにくいが、試験管の中だけの実験データではないことから、「真実」であることは間違いない。
本題に戻ろう、本当はこの本の紹介をしていきたいところだが、あまりにも内容が多すぎてすべてを紹介できないが、読み始めた早々気になる一文が出てきたので紹介しよう。
この本の前半部分は、キャンベル博士が元々持っていた健康な身体を維持するには「高品質の栄養摂取(良質の動物性たんぱく質)」が必須だと思っていた・・・・というところから入る。
しかしながら、ラットの実験では、肝臓がんを引き起こすとされている環境ホルモン「アフラトキシン」を投与したネズミの2つのグループのうち、1つのグループにはたんぱく質が総カロリーの20%、もう一つのグループには総カロリーの5%を与えるという実験で、肝臓がんになった、もしくはなった痕跡があるネズミの数を比較したところ、なんと「100vs0」という結果が出てしまったというのだ。
これは、どれだけがんの発生要因であるアフラトキシンを投与しても、低たんぱく5%のネズミは肝臓がんにならなかったという事なのだ。
因みに、たんぱく質20%摂取は、当時のアメリカ人の平均摂取量だったそうだ。
全てのたんぱく質にこの作用があるわけではない、という事も突き止めている。「絶えずガンの発生・増殖を強力に促進させているものの存在」がわかったのである。
それは「カゼイン」だった。これは牛乳のたんぱく質の87%を構成しているもので、ガン形成・増殖のどの過程でも作用していたのである。~チャイナスタディーより抜粋~
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しかし、私が気になった部分はここからなのだが、掲題にもあるように、プロテインってその危険なタンパク質である「カゼイン」って入ってないのだろうか・・・・??
なぜなら、ちょっと前まで筋トレにはまっていて、4年近くプロテインをバンバン飲んでいたからだ・・・
今のところ肝臓がんになっている自覚はないが、少し心配になって調べてみることにした。
はたして、プロテインにカゼインは入っているのだろうか・・・・
いつも愛飲していたプロテインを調べてみることにした。
私が愛飲していたのはこれ。

はたして・・・・
いや、そもそもホエイプロテインとは乳清のことなので、入っていないはず・・・・
調べてみると、愛飲していたものには入ってなかったようだ。。。。
しかし、入っているものも最近発売されたらしい・・・・
なぜ入れるのだろう??
これも調べてみると、こういった記事を見つけた。
■カゼインにはどのような効果がある?
カゼインとはカルシウムを大量に含んだタンパク質です。カゼインには腸が収縮と弛緩を繰り返して腸の内容物を外に排出する「ぜん動運動」を抑制する効果があります。「ぜん動運動が抑制される」というと何だか便秘になってしまいそうなイメージがありますが、ぜん動運動が抑制されることで食べ物が腸の中にいる時間が長くなるので、その分だけ栄養素の吸収が高まる可能性が期待できます。
ここまで見てきたように、ホエイにはホエイの、カゼインにはカゼインの長所があります。それでは、これらのタンパク質を混ぜて摂るとどのような効果が期待できるのでしょうか?
■ホエイとカゼインの組み合わせは無敵!

カゼインは体への吸収スピードが遅いという特徴があります。「スピードが遅い」というとデメリットのように感じるかもしれませんが、ホエイと一緒に摂取することで、カゼインが体への吸収スピードが遅いという現象がメリットに変化します。
ホエイはカゼインに比べると体への吸収スピードが速く、約2時間で体へと吸収されていきます。即効性を求めるのであればホエイだけでも構いませんが、時間をかけて体にタンパク質を補給したいと思うとホエイだけでは足りないのです。
そこでホエイとは逆の特性を持つ、時間をかけて吸収されるというのがカゼインになります。カゼインが体に吸収されるスピードは約7~8時間と、ホエイに対して3倍ほど時間がかかるのです。
つまり、トレーニングを終えた後に少しでも早く栄養補給をしつつ、体の中で時間をかけてタンパク質をじっくりと吸収させていくには、ホエイとカゼインを混ぜるというスタイルが非常に効率よく、効果的なのです。~抜粋先https://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=4&category=muscle~
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いやいやちょいと待ってよ
筋肉がつきやすくなることのメリットはあると思うが・・・その為に命の危険をさらすことはないだろうに・・・
もちろん、カゼインを摂れば必ず肝臓がんになるといっているわけではなく、アフラトキシンがそこになければリスクは少ないだろうが、昨今の添加物(化学物質も含む)まみれの食生活をしている我々には十分すぎるほどのリスクだと感じるのは私だけではないはずだ。
O-157って人間のエゴが作り出したって知ってた?
O-157は元々穏やかな菌で、牛の第1胃にいる菌です。
そこに20年ほど前から牧草しか食べない牛にトウモロコシを与えるようになり、
そのトウモロコシに豊富に含まれる炭水化物を消化するために牛の胃が酸性に
傾き、そこにいたO-157はその酸性に耐えうるべく新たな遺伝子を獲得し、
強力な毒素を作るように進化したんです。
そして、ここからが大事!!
もともとO-157は穏やかで、毒素の産生にエネルギーのほとんどを使うため、生きる力の弱い菌なのです。
ですから、外界や腸内みたいに多種多様な菌が豊富にいるところでは、すぐに淘汰されてしまうんです。
ですが、消毒、殺菌、除菌などで極端に清潔にされた環境では敵がいないので猛威を振るうんだそうです。
人間もまた腸内フローラが乏しい人はこういった菌の影響を受けやすく、食中毒や胃炎、腸炎になりやすいと言われています。
-藤田紘一郎著書「長命革命」より-
最近では除菌殺菌ブームと言っていいほど除菌殺菌商品のコマーシャルを見ない日がありませんね。
しかし・・・この世に存在する菌の95%は人間にとって無害だと言われています。
そうなんです。
人間は太古の昔から菌と共生してきたのです。
その大切な仲間をむやみに殺し、バランスを欠いたからこそ起こっている病気があるのではないかと思います。
それダメ 不都合な真実 医療
こんにちは発毛キャンプ®マスタートレーナーのバッキーです。
最近の植毛技術は凄いことになっていますね。
全くメスを使わずバキュームみたいに毛髪組織を吸い取って植毛するそうです。
植毛は確かに手っ取り早く薄毛の部分を元通りにしてくれる薄毛の救世主のように思えます。
しかし・・・
よ~~~く考えてみてくださいね
例えばこんな感じでM字に脱毛したとしましょう。(黒く塗ったところは髪の毛がまだ在る状態だとしてください)
この人が植毛をしたとしましょう。
そうすると、、、、
まぁ見事にこんな状態になるわけですから、元に戻って嬉しい~~~
ってことになりそうなのですが・・・・
そもそもハゲになる原因は改善していないわけですから、進行していきますよね・・・・
そうすると
こんな笑える頭になりませんか??
もうこんな状態になったら笑うに笑えません・・・・
進行するたびにそこを埋めていかなければいけません・・・
お金もかかるけども、後頭部から毛髪を抜いて持ってくるわけなんだけど、それにも限界があるとおもいませんか??
こういった対処療法をやったってお金の無駄だと思いません??
それよりも薄毛になった原因をちゃんと知って、そこを改善し、発毛につなげるってことが一番お金もかからないんです。
ついでにダイエットになったり・・・
若返ったり・・・・
健康になっていくっていうオマケつき!!!
今の時代、ちゃんと自分と向き合って原因を改善し、発毛につなげれるのですから頑張ってみる価値はありますよ。
#植毛#その後#悲惨#それダメ
シャンプー それダメ 不都合な真実
こんにちは。
いつも読んでくださりありがとうございます。
いまや定番メニューとなっているヘッドスパですが、リラクゼーションメニューとしてのヘッドスパなのか?
または育毛を目的としたヘッドスパなのか?サロンにより様々だと思います。
ここで、育毛目的のヘッドスパについて私なりの見解を書いてみようと思います。
今までのブログを読んでいただければわかると思いますが、私は30年近く育毛・発毛の研究をしてきました。
その中ではこのヘッドスパによる育毛とまでは謳わないまでも、薄毛の方々にそれに近い表現でヘッドスパをお勧めしてきた経緯があります。
もちろんヘッドスパで発毛させる事が出来たことはないのですが、育毛発毛に効果があるのではないかと取り組んできたことがあります。
では、このヘッドスパは実際育毛などに効果があるのでしょうか?
先ず、ヘッドスパで得れるであろう効果について挙げてみようと思います。
毛穴の洗浄
血行促進
リラクゼーション
まぁこんなものでしょうか
先ず、毛穴の洗浄ですが、毛穴の洗浄をしたら髪の毛が元気になる?などと言った表記をよく目にしますがこれは本当なのでしょうか。
毛穴部分は正式には毛孔
といいますが、微かにくぼんでいるところですよね。
では、このくぼみって何故くぼんでいるのでしょうか?
考えたことがありますか?
人間の体は無意味にそうなっているという事はほとんどないそうです。
何らかしらの理由があってそのようになっていると考えるのが正しそうです。
では、何故このくぼみはあるのでしょうか
そして、このくぼみにはヘッドスパで親の仇のごとく扱う「脂」が溜まっていますよね。
実は脂だけではなく、角化して剥げ落ちた角質も混ざっています。
この角質が多くなり過ぎると角栓になってしまうわけですが、角栓になったからと言って、それが「悪」ではないのです。
では何故?この脂が溜まるようになっているのでしょうか?
こうやってその構造に対して疑問をもったことはありますか?
これを調べようとしても中々答えが出てきませんが、私の見解では、通常皮膚は最上部に第一のバリアゾーンとして皮脂膜が存在し、その次に角質層、基底膜と何重構造もの構造によりバリアをすることで体に異物が侵入することを防いでいるわけですが、毛穴に関してはかなり侵入しやすいゾーンであるという事が関係しているのではないかと思うのです。
この侵入経路をしっかりと塞ぐ意味でもこの穴の深さが関係しているのではないかと思うのです。
この毛穴の奥には「嫌気性菌」の「アクネ桿菌」などがいるわけですが、毛穴をクリーンにすることでこの嫌気性菌であるアクネ菌などはとても住みづらい環境になってしまいます。
そうすると何が起きるかというと、アクネ菌などの働きで正常に保っている皮膚を保護する皮脂膜は作られず、皮膚を外界からのあらゆる刺激に対して無防備状態になり皮膚のトラブルを起こす可能性が高くなるという事です。
また、何度も言いますが皮脂は重要な役割を持っていますから、脱脂を続けると体は皮脂分泌を高めてしまいますので「脂性」になっていくという悪循環を起こします。
2点目は、頭部、頭皮の皮膚構造、頭蓋骨と頭皮の構造などを考えると、頭皮と頭蓋骨の間には筋肉も脂肪層もほとんど存在していませんので、強いツボ押し等は頭蓋骨と指に圧迫され血管の損傷などを引き起こし、逆に血流悪化を招きかねないという事が挙げられると思います。
皮膚の中にはどれくらいの血管があるかというと、4.6㎤に4メートルもの血管があり、特に頭皮、毛根に血液を送っている血管は毛細血管よりも細い末梢血管といわれていますので強い圧迫によって容易に損傷を受ける可能性があります。
損傷を受ければ育毛発毛などは逆に阻害されてしまいます。
これは年齢を重ねれば重ねるだけ血管の損傷の可能性は高くなっていきますので年齢に応じた力加減等も考えなくてはいけないと思います。
と、いうより、、、指頭・指腹によるつよいツボ押しは控えるべきだと考えます。
そして3点目が一番NGで、シャンプーなどの洗剤が皮膚にのったまま皮膚をつよく擦る様な施術はもってのほかです。
上記3点から、ヘッドスパは必要か?不必要か?と尋ねられると、一般的なヘッドスパは「不必要」と答えるに至ります。
但し、上記のことを踏まえたうえでのヘッドスパ技術は不必要とは言えないと思いますので、何のためにヘッドスパをやっているのか?
そして頭部・頭皮の構造を踏まえたうえでプロとして適切な施術をお願いしたいと思います。
#ヘッドスパ#やっちゃダメ#毛穴の掃除#指圧