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自宅で楽しく発毛キャンプ®⑫~シャンプーの仕方編~

おはようございます。

 

前回のブログでは、シャンプーの選び方って内容で書いたんだけども、明確に「これが良いよ!!」

って言えなかったのが心残りではあるんだけどね。。。。

 

本当なら、これが良いよって商品紹介したいところなんだけど、出来れば肌質や、抜け毛のタイプや、脱毛根、アレルギーの有無等々、多くの情報をもとに商品の選定をしてあげるのが本当なので、ここでは紹介できないんだよね・・・

 

まぁ、発毛キャンプトレーナーがいるサロンに行けば、かなり正確にチョイスしてくれるとは思うんだけどね。

 

まぁ、ここは貴方のシャンプー選びを信じて、今日はシャンプーの仕方についてお伝えしていこう。

 

最近では、理美容師さんのブログ等でもこのシャンプー方法を伝授~~みたいに方々で紹介されているので、目にされている方も多いかもしれませんが、私が思うに理美容師さんがお伝えしている内容は、あくまで“理想”であって、お客様が実際シャンプーしているところを見たことがないんだろうなって思うんです。

 

例えば、シャンプーする前の「予洗い(湯洗い)」はよ~~~く流してくださいね。時間は“2分”くらいは流してください!!って伝えたりしている。

 

これ聞いて、一般の人がどれくらいシャンプー前の流しに時間をかけているか!?分かってないんだなぁって思うんだ。

 

私は、そういった指導をお客様にする以上、一般の方々がどんなシャンプーをするのか知る必要があるので、銭湯(スーパー銭湯)に行って、シャンプーする人たちをよ~~く観察するのね

予洗いの時間、シャンプーを取る量、シャンプー剤の塗布の仕方、洗い方、シャンプー後の流し方や時間、男性だったらコンディショナーなどを使う人の割合、その流し方、、、等々、時間においては時計でちゃんと計って記録するんだけど、そうやって実際、お客様がどういうシャンプーの仕方をしているのかを知らないと、アドバイスしても、ちゃんと実行されないと思っているんです。

 

現場とあまりにもかけ離れた予洗いには2分ってこの数字も、現場ではお客様の予洗い(湯洗い)時間は平均とると、たったの10秒~15秒程度なの!!

 

長いなぁこの人って思っても30秒位が一番長くしている人なんです。

 

だとしたら、2分は流して下さい!!って言うアドバイスってどうだろう・・・!?

 

今の時間の4倍は流してくださいって言っても中々できないと思うんだよね

 

確かに2分は流しに使ってくださいってのは正しい流し時間だと私も思います。

 

しかし、実行可能な時間くらいで、徐々にアドバイスしていかないとその差は埋まらないと思うんだよね。

 

だから、このブログでは、お客様が実行可能な時間ややり方等をお伝え出来たらな~~って思っていますのでよろしくお願いします。

 

1、予洗い(湯洗い)

この予洗いは非常に重要です。先ずシャワーの温度ですが、よくこう言ったシャンプーの仕方等の説明では「38度」の指示が一番多いかと思います。

38度の温度で2分間は流しましょう!そうすれば汚れの70~80%はお湯だけで落ちます。といった内容。

 

この説明は少し正しく、少し間違えています。

 

正確には、38度~40度位のお湯で2分を目標に流しましょう。なのですが、皆さんはこの2分という時間の長さを体験したことないでしょうから、初めは頭の中で30秒数えるくらい流そう!でいいと思います。

また、汚れが70~80%落ちますよっていうのは、40度の温水で流した時のデータだと記憶しています。

従って、38度位の温度では、かなりしっかり流さないと7,80%の汚れは落ちないと思ってください。

 

最初のうちは頭の中で30秒数えるくらいから、少しずつ流しの時間を長くしていきましょう。徐々にその長さに慣れていくことが大切です。

 

この時も、指を立て、ゴシゴシと強く擦らない様に、指の腹でやさしく、頭皮を洗うイメージで行いましょう。

 

2、シャンプー剤の適量と塗布の仕方。

先ず、使用する適量とは?ですが、シャンプーによって活性剤の種類や、何種類の助剤等が使われているかによって泡立ち等が異なるため、本来なら、シャンプー剤ごとに正しい量をお伝えしないといけないが、ここは一般論でお伝えしていこう。

 

市販のシャンプーであれば、必要以上に泡立ちが良いのですが、良いシャンプーになると活性剤にも、その数にも拘っているので、市販のシャンプーに比べ泡立ちが少し少ない傾向にあるので、その良いシャンプーとされているものを例にお伝えします。

 

シャンプーの量は、ポンプ式であれば1ポンプ以下

手のひらに500円玉の1.5倍くらいの大きさを出します。

 

そのシャンプー剤をてのひらでのばし、髪の毛に塗布します。

ここで大事なのが、髪の毛に塗布するという事です。決して頭皮に刷り込むように塗布しないでください。

 

髪の毛に塗布したら、そのまま泡立てします。この時に十分予洗いが出来ていれば必ずちゃんと泡が立ちますので、泡立ちが悪い場合は予洗い不足か、整髪料でも、油分の多いWAX等がついていた場合は予洗いだけでは落ちませんので、泡立ちは悪くなります。

 

そういった場合は、泡が立たなくても全体にシャンプー剤を馴染ませるようにして、一旦流してしまいましょう!この流しの時にもしっかり流すようにして、もう一度シャンプー剤を手に取り、掌でのばしたら髪の毛に塗布していきます

 

1回目で泡立ちが悪かった時にやってはいけないのが、追いシャンプー剤です。泡立ちが悪いからと言って、その状態にシャンプー剤を追加してもシャンプー剤の無駄が多くなるだけです。ここは一度お湯洗いして1からやり直す方が経済的ですし、髪の毛や頭皮にも負担が少なくなります。

この時に、髪の毛を使いよ~~く泡立てしてください。

 

3、シャンプーの仕方

シャンプーの仕方は、皆さんは「ゴシゴシゴシ」って感じで指を立てやっていると思います。この時爪を立て洗ったりはしていないでしょうが、この指立てシャンプーは間違いです。

 

先ずよく泡立てられた泡を、頭皮に馴染ませるように髪の毛についている泡を頭皮に押し込むように馴染ませていきます。

 

本当に地肌に馴染ませる程度です!!

 

しか~し・・・ここで皆さんはこのシャンプーでは満足しないでしょうから、少し今まで行ってきたやり方を入れましょう。

 

指の腹を使い、軽くゴシゴシしてもいいです!!大目に見ます(笑)

 

でも、イメージとしては、顔を洗うイメージです!!顔を洗うのに思いっきりゴシゴシやりますか!?やらないと思います。

そう!!!顔を洗う時と同じイメージで大事に大事に頭も洗ってあげましょう。

 

4、流し

この流しの工程も、しっかり行うという事は、予洗いと同じですが、今度はどんなにいいシャンプー剤であったとしても、流し残しは一切許さないという気持ちで流してほしいのです。

 

この流す作業も時間にしたら、本来2分くらいがベストです。

もちろんベリーショートの方はもっと短くて良いでしょうが、ロングの方々はしっかり時間をかけてシャンプー剤が絶対残留しないように流してあげましょう。

 

しかし、このシャンプー剤を流す工程は、一般の方々を観察しても、1分も流している方は見受けられません。

 

ですので、いつもよりちょっと長いかな~~って感覚になるまでは流しましょう。

 

5、リンスやコンディショナー、トリートメント

ここでは薄毛改善のメソッドとしてお伝えしていますので、リンスやコンディショナー類、トリートメントの使用はNGとします。

 

これは、その手のものがかなり残留しやすいという点です。

これは、ユニットバス1杯分(約180~200L)の水を使っても流しきれないという実験データがあるからです。(※最近のシャンプーも流し落とすのに同じくらいかかるといわれている)

 

女性の方で、髪の毛が長く、どうしてもトリートメント等をつけないと収まらないという方は、アウトバス用のトリートメントなどを乾燥や傷みが気になる所にだけ付けてやるようにしたら如何でしょうか。

 

6、タオルドライとドライヤー

特に男性はタオルドライもゴシゴシゴシッってしっかりやった方が気持ちいい~~って方が多いと思いますが・・・折角シャンプーでは優しく優しく洗ったのがもったいないので、タオルドライもやはり優しく行ってあげましょう。

 

そして、頭皮が濡れている状態でいると、頭皮の温度が下がり、血行を阻害して発毛の促進にはなりませんので、ドライヤー等を使い頭皮に風を入れるように乾かしてあげましょう

 

この時、気を付けないといけないのは、ドライヤーと頭皮や髪の毛の距離、当てる角度など色々と気を付けることはありますが、簡単に言えば、ドライヤーは熱変性と乾燥に気を付けないといけないので、時間と距離を意識してあげるように乾かしましょう!

 

今日のブログは、熱が入りすぎて、超長文になってしまい申し訳ありません。読みにくかったと思います。。。

それ位シャンプー剤のチョイスや、シャンプーの仕方は薄毛改善にはすごく重要なことなのだという事を分かっていただければいいかなぁと思います。

 

でわでわ、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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タイプ別ケア法

再生医療の考え方をベースとした発毛技術をここ8年ほどやってきて解ったことがある。

今や発毛技術には必須アイテムとして「幹細胞培養液」があるが、この培養液を使えばすべての人が生えるかというと、そうではないことは言うまでもない。

 

これは当然のことである

 

薄毛の原因は、10人いれば10人とも違う

 

その原因に対してどのようなアプローチをしていくか!?が施術者の腕の見せ所なのだが、いくら経験と知識を積んでも解らないことがあるのが現状である。

 

例えば、発毛・育毛関係の書籍を読むと、その3分の1はシャンプー不要説が書かれている。

 

確かに固形の石鹸で1か月に1度程度の洗髪しかしていなかった時代から、今やありとあらゆる合成洗剤が使われ、毎日1回は最低でもシャンプーをする時代になってきた。

 

清潔好きな方は1日2回、朝晩シャンプーしたり、夏場は汗をかくたびにシャンプーするという方までいる。

そんなシャンプー事情から、私も薄毛の原因を探っていた30年前は、このシャンプー剤が原因で薄毛が進行しているのではないかと考え、シャンプー剤選びはかなり慎重に行ってきた。

 

いっそのこと多くの書籍に書かれているように、シャンプーすらしない方が良いのではないかと考え、シャンプー剤使用をやめた時期もある。

 

が、しかし・・・

 

私にはシャンプー剤を使わないという方法は合わなかった。

 

それは、私の肌タイプやスタイリング剤の使用の有無、種類、または食事内容などを考えるとシャンプーを使わないことで頭皮のコンディションが悪くなるという事がわかった。

 

このように、発毛・育毛はその人のすべての情報から最善の改善方法を導くことにある。

 

ただ何かを使えば、ただインナービューティーをすれば・・・などといった簡単なことではないのだ。

 

 

洗脳されていないか?

洗脳という言葉を聞くと、「悪いもの」というイメージはぬぐえませんが、私たちの身の回りには沢山「洗脳」された知識や習慣が存在しているのは事実です。

 

それを挙げればキリがないのですが、その一つに「清潔さ」という観点から見ていこうと思います。

 

最近CMなどで洗脳しまくっているのが「除菌」ではないかと思う。

 

何かにつけ除菌!除菌!と菌を悪者呼ばわりし、身の回りの菌を全滅させようと必死・・・・

 

でもよく考えてみてくださいね。

 

我々の体には多くの菌が存在し、私たちの体の一部として守り、助け、健康を保ってくれている菌達がたくさんいるのです。

 

こういった情報は流さず、菌を悪者呼ばわりして、我々はまんまとその情報に洗脳されまくっています。

 

まぁ、こういったことを論えばキリがないので本題に入りますが、このブログのテーマでもある「薄毛」について考えていくことにしましょう。

 

この薄毛に関しても、昔の薄毛と現代の薄毛事情は大きく変わってきていると思います。

 

その原因の一つに「シャンプー」があることは間違いないと確信しています。

 

このシャンプーについてはいろんな角度から見ていこうと思っていますが、今回は「シャンプーの頻度」について少し考えていこうと思っています。

 

現在日本では、週のシャワー回数やシャンプー回数ににつて、この様なデータがある。

 

シャワー(入浴)の回数4~5回、シャンプー回数はほぼ同じく5回

 

日本人は入浴時に必ずシャンプーするというデータです。

 

この数字を見ると、誰もが納得の数字ではないかと思う。

 

ただ、今の70代、80代の方々は1週間に一度くらいか、多くて4~5日に1度くらいのシャンプーしかしていないというのが普通なのです。

 

今の60代までの方々となぜこうも開きがあるのでしょうか?

 

それは・・・・

 

日本においてはある会社が頑張ったからなのです。

 

その件に関しては次号お伝えします。

シャンプー38度説

最近発毛・育毛関連の投稿で「シャンプー時のお湯の温度は38度位の少しぬるめのお湯で流しましょう」という言い回しをよく見るけども、これは間違いです。

誤解を招く恐れがあるので最初にその意味をちゃんとお伝えします。

そもそも育毛、発毛をされている施術者がなぜ38度の温度が適温だと行っているのか!?は、熱いお湯で洗うと皮膚にとって大事な皮脂を根こそぎ取ってしまい皮膚が乾燥したりいろんなトラブルを起こすと考えているからだと思う。

はたしてこれは真実なのだろうか?!

答えは

真実であり嘘でもあると言うのが答えです。

我々は誰も育毛や発毛になど全く興味が無かった30年も前から色んな実験をしてきました。

お湯の温度にしてもどれくらいが適温か!?それもどんなタイプにはどの温度が適温なのか実験し、観察してきた経緯がある。

その中で出た答えは

湯温40度以上のちょっと熱めのお湯(42度位までだが)だけで湯洗いをした場合、7割〜8割の汚れは落ちることを確認している。

熱めのお湯でも皮脂を全て取り除くことはできないのだ。

即ち、皮膚に必要な皮脂はちゃんと残すことができるとも言える。
と言う事はだ、熱めのお湯で洗っても乾燥肌になったり、そのせいで色んな刺激に晒されたりすることもない。

しかし!!

ここに洗剤というシャンプーが加われば別の話。

シャンプー剤の基剤でもある界面活性剤は温度が高いほどその効果は発揮する

そうなんです

お湯の温度が高いとダメだと言っているのはシャンプーを使うことを前提に話をしているという事。

逆を言えば、それ程シャンプーは肌に必要な皮脂分をアッサリ奪い去ってしまうという事を強調しているとも言える。

これが先に述べたように真実でもあり嘘でもあるという意味なのです。

そもそもシャンプーありきの理論だけを伝えると真実が見えにくくなります。

一方向の情報では真実は見えないのです。

色んな角度から情報を見る目

そんな目で色んな情報を見てほしいなと思います。

ヘッドスパのウソ~~~~~?

こんにちは。

いつも読んでくださりありがとうございます。

 

いまや定番メニューとなっているヘッドスパですが、リラクゼーションメニューとしてのヘッドスパなのか?

 

または育毛を目的としたヘッドスパなのか?サロンにより様々だと思います。

 

ここで、育毛目的のヘッドスパについて私なりの見解を書いてみようと思います。

 

今までのブログを読んでいただければわかると思いますが、私は30年近く育毛・発毛の研究をしてきました。

 

その中ではこのヘッドスパによる育毛とまでは謳わないまでも、薄毛の方々にそれに近い表現でヘッドスパをお勧めしてきた経緯があります。

 

もちろんヘッドスパで発毛させる事が出来たことはないのですが、育毛発毛に効果があるのではないかと取り組んできたことがあります。

 

では、このヘッドスパは実際育毛などに効果があるのでしょうか?

 

先ず、ヘッドスパで得れるであろう効果について挙げてみようと思います。

 

 毛穴の洗浄

 血行促進

 リラクゼーション

 

まぁこんなものでしょうか

 

先ず、毛穴の洗浄ですが、毛穴の洗浄をしたら髪の毛が元気になる?などと言った表記をよく目にしますがこれは本当なのでしょうか。

 

毛穴部分は正式には毛孔といいますが、微かにくぼんでいるところですよね。

では、このくぼみって何故くぼんでいるのでしょうか?

 

考えたことがありますか?

 

人間の体は無意味にそうなっているという事はほとんどないそうです。

何らかしらの理由があってそのようになっていると考えるのが正しそうです。

 

では、何故このくぼみはあるのでしょうか

 

そして、このくぼみにはヘッドスパで親の仇のごとく扱う「脂」が溜まっていますよね。

 

実は脂だけではなく、角化して剥げ落ちた角質も混ざっています。

 

この角質が多くなり過ぎると角栓になってしまうわけですが、角栓になったからと言って、それが「悪」ではないのです。

 

では何故?この脂が溜まるようになっているのでしょうか?

 

こうやってその構造に対して疑問をもったことはありますか?

 

これを調べようとしても中々答えが出てきませんが、私の見解では、通常皮膚は最上部に第一のバリアゾーンとして皮脂膜が存在し、その次に角質層、基底膜と何重構造もの構造によりバリアをすることで体に異物が侵入することを防いでいるわけですが、毛穴に関してはかなり侵入しやすいゾーンであるという事が関係しているのではないかと思うのです。

この侵入経路をしっかりと塞ぐ意味でもこの穴の深さが関係しているのではないかと思うのです。

 

この毛穴の奥には「嫌気性菌」の「アクネ桿菌」などがいるわけですが、毛穴をクリーンにすることでこの嫌気性菌であるアクネ菌などはとても住みづらい環境になってしまいます。

 

そうすると何が起きるかというと、アクネ菌などの働きで正常に保っている皮膚を保護する皮脂膜は作られず、皮膚を外界からのあらゆる刺激に対して無防備状態になり皮膚のトラブルを起こす可能性が高くなるという事です。

 

また、何度も言いますが皮脂は重要な役割を持っていますから、脱脂を続けると体は皮脂分泌を高めてしまいますので「脂性」になっていくという悪循環を起こします。

 

 

2点目は、頭部、頭皮の皮膚構造、頭蓋骨と頭皮の構造などを考えると、頭皮と頭蓋骨の間には筋肉も脂肪層もほとんど存在していませんので、強いツボ押し等は頭蓋骨と指に圧迫され血管の損傷などを引き起こし、逆に血流悪化を招きかねないという事が挙げられると思います。

 

皮膚の中にはどれくらいの血管があるかというと、4.6㎤に4メートルもの血管があり、特に頭皮、毛根に血液を送っている血管は毛細血管よりも細い末梢血管といわれていますので強い圧迫によって容易に損傷を受ける可能性があります。

損傷を受ければ育毛発毛などは逆に阻害されてしまいます。

 

これは年齢を重ねれば重ねるだけ血管の損傷の可能性は高くなっていきますので年齢に応じた力加減等も考えなくてはいけないと思います。

 

と、いうより、、、指頭・指腹によるつよいツボ押しは控えるべきだと考えます。

 

そして3点目が一番NGで、シャンプーなどの洗剤が皮膚にのったまま皮膚をつよく擦る様な施術はもってのほかです。

 

上記3点から、ヘッドスパは必要か?不必要か?と尋ねられると、一般的なヘッドスパは「不必要」と答えるに至ります。

 

但し、上記のことを踏まえたうえでのヘッドスパ技術は不必要とは言えないと思いますので、何のためにヘッドスパをやっているのか?

そして頭部・頭皮の構造を踏まえたうえでプロとして適切な施術をお願いしたいと思います。

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