本当のGFの働きとは
おはようございます。
千島学説を学んでいて、1つの理論が仮説としてですが浮かんできましたのでここに記しておこうと思います。
毛髪の細胞を生み出しているのが毛母細胞という事に現在ではなっていますよね。
毛母細胞が分化することによって毛髪を作り出していると・・・
これはこれで間違ってはいないと思うのですが、千島学説では血液中の血球が細胞に変わると言っています。
もしそうであるとするなら、この血球がいろんな細胞に変化する際に必要なものがあると思うのです。
例えば髪の毛であれば血球が毛髪細胞へ
肝臓であれば肝細胞へといった具合に、1つの血球がそれぞれの器官において、それぞれの細胞に分化?変化?するという事であれば、そこに何らかの「刺激」が必要となってきます。
この刺激という考え方はスタップ細胞理論に通じますね。
この刺激や情報を与えているのが器官それぞれの親細胞(幹細胞)が出すGF(グロスファクター)や、各種ホルモン、サイトカインと呼ばれる生理活性物質などではないかと思うのです。
今まで血液によって酸素と栄養の供給を行い、幹細胞が娘細胞(毛髪)を生み出すとなっていますが、血球自体も細胞化するという事になれば、血流がすごく大事なのではないかという事です。
毛細血管の各器官への接触部分では血管の口が開いているといいます。
毛細血管やそれよりも細い血管といわれる末梢血管は年を追うごとに消滅していってしまいます。
そうなることによって血球は各器官に運ばれず細胞になる事が出来ない・・・のではないか?
体の基本代謝である血流、そして血管(毛細や末梢)が健康で消滅することのない状態、また消滅した血管を作り上げる幹細胞やGFなどが発毛には最重要ではないかというものです。
正確には「血管内皮幹細胞」にいかにアタックするかという事。
これについてもう少し研究をして商品開発をしたいと思っております。