発毛キャンプ 自宅で発毛キャンプ® 食
こんにちは。
もうかれこれ10年以上前、当店に薄毛改善の相談に来られた男性の方がいました。
歳は32歳、瘦せ型で身長は165㎝位だったでしょうか。
奥様に連れ添われ、薄毛の改善をしたいという事でご来店になりました。
その方の薄毛(禿げ方)は異常な禿げ方だったのです。
以下の図参照
こんな感じ
先ず、髪際線(生え際)はもちろん脱毛し、クラウン部分(つむじ)も脱毛・・・・
ここまでならⅯとOのよく見られる脱毛なのですが、この方は異質で、髪の毛の生えぎはがぐるっと薄くなっており、その上、後頭部と前頭部も薄毛になっているかなり異様な脱毛をしていたのです。(グレー部分が髪の毛がある部分)
イメージとしては、幅の広いハチマキを巻いたような状態に見えるんです。
こんな禿げかたをした方を初めてみましたので、かなりの禿を見てきた私でもちょっと動揺したのを覚えています。
先ずは原因を探るべく、綿密なカウンセリングを実施。
食習慣・生活習慣・慢性疾患や病歴・アレルギーの有無・サプリメントなどの摂取の有無・睡眠・運動・家系、ありとあらゆる可能性を探るべく質問したのですが、決め手になるような原因を見つけることができなかったんです。
原因がわからなければ改善のしようがないのです・・・・
原因がないのに30代前半でこれほど酷く抜けてしまっているというのは考えにくいことなのですが・・・
もしかしたら噓をついているのか???
しかし、奥様も横に座られてのカウンセリングでしたので、内容が違えば奥様からも指摘があったであろうし、噓をついているようには思えなかったのです。
とりあえず脱毛根診断を解析センター(当時は外部機関に解析を依頼していた)に採取した脱毛根を送り、その結果が出て、シャンプーや育毛剤、その他もろもろのオーダーメイドの薄毛改善キットを処方する方向で説明をしていました。
ただ、その方あまりお金はかけることが出来ないということで、当時毎月処方するキットの総額が月5万円ほどしていたものは現実難しそうな雰囲気・・・・
まぁ私自身も原因が解っていないのに高額なお支払いをさせる事など出来ないと思っていたので、改善は厳しいとお伝えして断ろうかと考えだしていたところでした・・・
カウンセリングも行き詰まり、次回脱毛根診断の結果だけお伝えしたい旨を伝え、時間のご来店日の予約をいただいていた時でした。
奥様がトイレに立たれたのです・・・
そこでそのお客様から
「あの・・・・実は・・・・」と聞いた言葉で原因が明らかになったのです。
厳密にはその後の改善アドバイスにより、ホームケアである事を実践していただき、3か月後にご来店になられた際にはかなり改善してしまったという事実から、その最後に聞いた内容が原因だったのだということが判明したのです。
それは・・・・
奥様が席を立たれてすぐに
お客様が言ったこと・・・
「実は、大学生の時に一人暮らししていた時からラーメンが好きで、、、毎日カップラーメンを食べているのです」
なっ!!!なにぃぃ~~~!?!?
なぜ言わなかったんだ!?!?!?今まで!!
あぁ・・・奥様がいらっしゃったからか・・・・
私は小声で「今もですか??」と尋ねると、奥様には内緒で現在も毎日食べているということ・・・・
それであれば改善方法はあるかもしれない!!
それもお金もかけずに!!
もちろん奥様には内緒でその改善方法を伝え毎日実施していただいた結果、3か月後には見違えるように改善しました。
売り上げはほとんど発生しないコンサルティングでしたが、初めての症例の検証と、その経験が得られたことは当時は大きかったことと、何よりお客様が笑顔でご報告に来られたその喜びを見れたことがなによりですよね。
(本来商売はこんなことではいけないのかもしれませんが・・・(;^_^A )
どうやって治したかについては企業秘密・・・スミマセン
最新の発毛メソッド「発毛キャンプ®システム」
こんにちは。
発毛キャンプ®トレーナーの椿山です。
28年間発毛というカテゴリーで数多くのお客様に接してきて、この2年、発毛キャンプ®システムを確立してからの発毛率は過去のそれとは比べ物にならないくらい高い確率で発毛しております。
このビフォーアフターは
ビフォー3月22日
アフター8月30日ですから、約5か月間の結果です。
この様に結果を出している方と中々結果が出るのが遅い方が存在します。
この結果が出るのが早い方を検証したところある共通点が見えてきました。
発毛キャンプ®システムでは、外からのケアはもちろんのことながら、インナーケアにも力を入れております。
特にインナーケアには注力しており、その中でも腸内細菌、腸環境の改善は最優先課題としております。
何故ならば、今までお客様のスキン、スキャルプの健康状態を長年観察してきて、胃腸の弱い人は肌にトラブルを持ちやすいという現場での実証と、最近腸内フローラの研究が進み、腸の重要性がその研究からも解明されてきたからです。
腸と肌は密接な関係性にあり、腸内環境の荒れはそのままお肌の荒れに繋がっています。
発毛キャンプ®システムにおいても腸内フローラの正常化のために摂取していただいているものがあります。
それをキチンと摂取している方とそうでない方では結果に大きな差が出るようです。
もちろんもっと長い期間の経過観察は必要ですが、その傾向にあるようです。
しかし、腸が正常かどうかというのはわからないよ~~という方も多いのではないでしょうか
そこで、辨野義己先生のホームページをご紹介します。
タイトルが「いいうんち研究所」
腸の調子はウンチを見れば一目瞭然!!
https://www.toilet.or.jp/iiunchi-labo/unchirsch200809.html
このサイトでは「腸年齢チェック」が出来ますので、チャレンジしてみてください。
私の判定結果は・・・・
腸年齢=実年齢,腸年齢は若くてバッチリ合格!今の生活続けて。
でした~~(パチパチパチパチ)
あなたもチャレンジしてみてください。
腸内年齢=見た目年齢ですから!!
辨野義己先生プロフィール
独立行政法人 理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室長。 農学博士。酪農学園大学獣医学科卒、東京農工大学大学院を経て2004年から現職。35年以上にわたって腸内細菌学・微生物分類学の研究に取り組んでいる。
おもな著書として、「ウンコミュニケーションBOOK」(ぱる出版)、「ヨーグルト生活で「腸キレイ」」(毎日新聞社) 「ビフィズス菌パワーで改善する花粉症」(講談社)、「べんのお便り」(幻冬舎)、「病気にならない生き方で、なる病気」(ブックマン社)などがある。
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こんにちは。
ちょっと違う判断基準の続きを書きたいと思います。
「どんな活性剤がいいの?」ってところで終わっていたと思いますので、その続きから書こうと思ったのですが、ここで活性剤の名前を連呼したとしても皆様覚える事は出来ないしなぁって思うわけです。
でも、誤解を恐れず一つだけ挙げるとするならば、石鹸の界面活性剤が一番「人」には優しいのではないかと思っています。
誤解しないでくださいね。
「石鹸」がすべて良いと言っている訳ではないのです。
石鹸の活性剤が優しいのではないか!?と言っているのです。
それも、純粋な石鹸の作り方をした「石鹸」です。
以前にも書きましたが、私が石鹸シャンプーを販売していたら、商業理論で石鹸押し!の一言で済むかもしれませんが、このブログでは何かを売りたいから理論構成するということではなく、いろんな角度から、良い面悪い面をお伝えしていきたいと思っております。
先ず、石鹸押しの良い面からですが
それは、石鹸の歴史を知ることから始めたいと思いますが、人類初の石鹸ができたのは今から5000年前と言われています。
この歴史については、石鹸を押しているサイト等で詳しく見ることができますので、そちらを参照してください。
人間は、適応能力に優れた動物です。
動物はみなそうかもしれません。
キリンが首が長いのも
ラッコの体毛が8億本あることも
ハイエナが動物一のあごの力を持っていることも
全てその環境に適応して変化を繰り返した証拠です。
人間も同じく長い年月をかけ、その時の環境に適応していきます。
そういった意味でも5000年以上使用してきた石鹸の界面活性剤に対しては適応していると言えるのではないでしょうか。
ですから、石鹼に対して抵抗力があるという前提の下では利点はあるでしょう。
それともう一つは「生分解性」に優れているという点も、環境まで配慮した洗剤の使用では利点といえると思います。
しかし、悪い面もあります。
石鹸の活性剤は基本そんなに強いものではありません。
では、何故汚れが落ちるのか!?ですが、石鹸シャンプーは製造する際に使われる苛性ソーダや苛性カリのアルカリにより、そのものがアルカリ性を示すためそのアルカリの力によって汚れが落ちるということもあり、アルカリの力と、石鹸の活性剤の力によって汚れを落とすことが可能となるからです。
(石鹸の製造方法も色々ありますので、興味がある人は「石鹸製造方法」で検索してみてください。)
ただ、このアルカリが刺激となり、敏感肌の方には少々強い刺激となることが考えられます。
しかし、私が思う石鹸のデメリットは、石鹸に含まれる脂肪酸と水道水などに含まれるミネラル(金属)が反応し、「金属石鹸(セッケンカス)」を生じてしまいます。
これは結構厄介で、お肌に残留するといろんな悪戯(いたずら)をしてくれます。
これももちろん改善する術はあるのですが、どうするかというと、水道水を完全に軟水化すること!なのです。
完全に硬度分(ミネラル)を除去してしまえばセッケンカスも出ないし、お肌のトラブルも少なくなります。
イオン交換樹脂や特殊な塩によって除去する方法の軟水器など(自店には設置してましたが)有りますが、毎月のランニングコストは当然かかってきます。
でもこれを設置すれば、石鹸シャンプーなどで髪を洗っても顔を洗ってもゴワゴワするような事もなく軋んだりすることも無くなります。
それに硬度が高過ぎると、石鹸は泡立ちが極端に落ちます。
これは通常の洗剤においても同じことが言えるのですが、硬水では洗濯用洗剤でも泡立ちが悪くなったり、お洋服の繊維を痛めたりするため、洗濯用洗剤等には水軟化剤としてアルミノけい酸塩、ポリカルボン酸などが配合されているのです。
また、皮膚に関して言うと、皮膚の表面で体を守っている「皮脂膜」ってのがあるのですが、この皮脂膜は弱酸性で出来ていて、アルカリの強い石鹸などは皮脂膜を壊してしまうのでNGともいえます。
それに、この弱酸性の膜が壊れると、分泌されたアブラが過酸化脂質に移行しやすいのではないかと推察されるのです。
この過酸化脂質は皮膚トラブルの最大の要因と考えられています。また、
この皮脂膜を形成してくれている常在菌もアルカリに弱く、常在菌の生育環境が悪くなってしまうという悪循環を起こすのです。
悪い面が際立った書き方になっていますが、物には必ず良い面悪い面が必ず存在します。
また、悪い面をカバーできること、カバー出来ない程のものってあります。
中身を知ったうえで、読者である貴方に判断は委ねたいと思います。
また、石鹸一つとってもココでは書ききれないくらいの情報が有ります。前にも書きましたが、情報は履いて捨てるほどありますので、興味がありましたらご自分で調べてみてください。
石鹼の他にも優しい界面活性剤は存在します。
皮膚粘膜刺激性も低く、細胞毒性も石鹸より低い活性剤は実際存在します。
では何故そのような活性剤を一押ししないのか!?ですが、人間の適応能力の話を前述しましたが、人間が何かに適応してしまうには1世紀以上(100年以上)かかると言われています。
適応段階では、体にいろんな反応が出てくるのですが、その一つがアレルギーだとも言われています。
石油系(高級アルコール系)の洗浄成分がこの世に生まれたのがドイツで1917年に生まれ、日本がその技術を導入したのが1937年と言われていますので、誕生して100年、日本で使われ始めて80年ほど経つわけです。
しかし、現在良質のシャンプーとして販売されているもののほとんどが「アミノ酸系」の活性剤なのですが、このアミノ酸系合成界面活性剤の歴史は浅く、登場から40年そこそこしか経っておらず、人間が今後適応していく過程において身体にどのような現象が現れるのか私にはまったく予想がつきません。
アミノ酸系だから身体に優しい・・・
石鹸だからいい・・・
高級アルコール系・・・・???
どれも化学物質であることには変わりないということを前提に判断していかなければいけません。
しかし、人間は他の動植物同様「自然のもの」であることから、人類が後出しで出してきた化学物質は何らかの拒絶反応は必ずあるということです。
このシャンプーのシリーズに関してはまだまだ書き足りませんので、現在売られているシャンプーを独自で調べた内容についても今後書いていこうと思っております。
もちろん私の視点で書かせていただきますのでその辺りはご了承くださいね。
長い内容になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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