GOCELL 化粧品 発毛キャンプ 皮膚
皆様こんにちは。
発毛キャンプトレーナーの椿山です。
今日は、発毛とはちょっと離れた話題を書きたいと思います。
ここ数日春を通り越し、いっきに夏になるのではないかと思える日差しが福岡には降り注いでいます。
この日差し・・・・
お出かけの際女性が気になるのが日焼けや紫外線によるシミ・・・・ですよね~~
ご存知の方も多いとは思いますが、この4月は7月・8月に匹敵するくらいの紫外線量となります。
そして、紫外線量とともに増えてきたのが、「UVケア商品」のコマーシャル
さて、あなたはどんなUVケア商品を使っていますか?
以前、化粧品にかなりこだわったメーカーさんが一枚の写真を持ってきました。
その写真は市販のUVクリームを使い捨てのプラコップに
UVクリームを入れたらこんなになりました!!!みたいな写真です。
こんな画像です。
裏にはこんなことも書かれていました。
私の率直な感想は・・・
「またまた大袈裟な・・・」
でした。
ただ、これは自分でも確かめてみないといけないなと思い、近くのドラッグストアに向かいUVコーナーへ
その中でも格安で、皆さんがよく使っているであろうUVクリームを購入し、サロンへ戻り同じ実験をしました。
その驚くべき結果がこれ
UVクリームをプラコップの底一面に張る位の量を入れ、サロンの準備室に置いておいた。
この準備室は外光は入りにくいところなので、光といえば蛍光灯の光くらいしか当たらないような場所。
※矢印の通り見ていってほしい
4日後(AM10:26撮影)・・・・プラコップの底からUVクリームが漏れているのが確認できる。
またその1日後(AM10:30撮影)・・・プラコップの底が半分程溶けて分離。
UVクリームをプラコップに入れて6日後・・・完全に底が抜けてしまっている。
実際に実験したこの結果には本当に驚いた。
この結果はなぜ起こったのだろうか?
考えてみた・・・・化粧品のクリーム状のものには必ずと言っていいほど界面活性剤が使われている。これは成分に「水」と「油」が使われていれば必ず入れないと安定しない為入れているのだが、この界面活性剤の一つの作用に「溶解作用」というものがある。
その溶解作用が働きこのような結果をもたらしたと考えられるのではないかと思っている。
それと、UVクリームが紫外線を皮膚からブロックする仕組みには、「紫外線吸収剤」か「紫外線散乱剤」のほぼどちらかが使われている。
このUVクリームは紫外線吸収剤タイプ。
この紫外線吸収剤はどのようなメカニズムでお肌を紫外線から守っているのかというと
紫外線を熱エネルギーに変え放出するのだそうだが、実験を行った部屋においては日光は入らないと書いたが、若干外の光が入り、紫外線吸収剤は熱エネルギーに代わり、その熱と界面活性剤が反応してプラシチックまでも溶かしたのではないか???と推察される。
この結果を見て、私と同じような感覚になったあなた・・・
自分で実験してみてください
特にこれからの行楽シーズンに小さいお子様にもこのUVクリームを使う機会が多くなると思いますので、親御さんは安全なUVケアでお子様を守ってあげてくださいね。
お子様の皮膚はプラシチックより硬いってことはないのですから・・・・
#UVケア、#UVクリーム、#シミ対策、#肌ダメージ
こんにちは。
今日はちょっとヘッドスパについて私なりの見解をぶっちゃけてみようと思います。
今、理美容サロンにおいては頭皮の健全化、育毛、リラクゼーションなど様々な切り口でヘッドスパをメニュー化しているサロンが多いと思います。
そこで、このヘッドスパでも育毛目的でやられているヘッドスパについて検証してみたいと思います。
育毛や発毛目的のヘッドスパの場合、「血流促進」や「頭皮の柔軟化」、または専門的に言えば、「立毛筋の活動低下をマッサージによって補う」等、そしてなにより「毛穴クレンジング」が目的ではないでしょうか。
薄毛=毛穴のつまりという理由から、このような毛穴クレンジングすることで抜け毛の防止というアプローチが取られているのでしょうが、果たして本当に「毛穴のつまり」=「抜け毛」なのでしょうか?
ここで、ある調査をした面白い男がいます。
東京都内で、ホームレスの方達の為の炊き出し現場を回り、約3,000人のホームレスのハゲ率を調べたのです。
もちろん一般の会社勤めの方々のハゲ比率も調べたのですが・・・・
さて問題です。
どちらがハゲ率高かったでしょうか??
毛穴のつまり=薄毛という理屈から考えると、シャンプーなどする機会が少ないホームレスの方々のほうが毛穴はつまり、薄毛になっていなくてはなりません。
ところが
薄毛率では全く同じだったという調査結果なのです。
この毛穴つまりが薄毛にする説に関しては、大阪府立大学のある教授も異を唱えていて、その教授曰く「毛穴の洗浄をすることにより、かえって髪の毛は弱体化してしまう」との見解を示しているほどなのです。
ただ、ヘッドスパの利点も確かにあります。
血行の促進に関しては言うまでもないでしょうが、立毛筋の代わりにバルジ領域を刺激することにより退行期・休止期の毛髪を成長期に移行させる事ができるという点では頷けます。
ただ、これもヘッドスパでもシャンプーなどで行うヘッドスパではなく、オイルマッサージや育毛剤等を塗布してもヘッドマーサージ的なヘッドスパであることが望ましいでしょう。
もちろん使用するオイルは酸化して過酸化脂質となってしまわないようなオイルを使うことは絶対条件です。
なぜ、私がシャンプー剤等を使ったヘッドスパを良く思っていないかというと・・・
シャンプー剤等の界面活性剤(洗剤)をつけたまま頭皮を必要以上にマッサージするという行為は頭皮の環境悪化にも繋がるため、控えていただきたい施術だと私は考えます。
反論がある方も居るかもしれませんが、洗剤を長時間頭皮につけたままある程度強い刺激を加えることのどこが頭皮の為なのか私には理解に苦しみます。
それダメ!ってTV番組ありますよね
あなたの常識は非常識かもしれません!!
#シャンプー、#ヘッドスパ、#マッサージ、#毛穴のつまり、#オイルマッサージ、#過酸化、#立毛筋、
こんにちは。
いつも読んでくださりありがとうございます。
題名「ワースト3」の最後にいくつかのシャンプーについて今後書いていきますと言っていたので、今回は「フケ用シャンプー」について書きたいと思います。
前回のメリットに関しては「ジンクピリチオン」という成分がピーリング効果によりフケになる前に角質層をはがしてしまうという内容をお伝えしました。
今回は、その他、現在発売されているフケ用シャンプーとは一体どの様にフケを予防しているのか!?について詳しく見ていこうと思います。
先ず、フケの発生要因ですが、内的要因、外的要因があります。
ただ、フケ用シャンプーは外的要因の部分にのみアプローチをしているので、その部分について検証したいと思います。
そのアプローチ方法は粗、この2つです。
粗悪なシャンプーの頭皮への刺激を改善した、低刺激シャンプーという謳い文句。
皮膚常在菌の異常繁殖により起こるフケ・カユミにアプローチする殺菌成分配合。
この二つのうち、殺菌効果のある成分により、皮膚常在菌を殺菌してフケやカユミを抑えるシャンプーについて考えてみようと思います。
先ず、常在菌などの異常繁殖によって起こるカユミのメカニズムを見てみましょう。
①先ず、皮脂分泌の異常分泌や、シャンプー剤やトリートメント剤、整髪料などの油分の残留物を餌にする常在菌が異常繁殖します。
②増えた常在菌からは通常より多い老廃物が排泄され、その排泄物などが紫外線等により酸化します。
③通常より過剰に分泌した皮脂とこの老廃物は過酸化脂質などになり、皮膚を刺激し炎症やカユミを生じさせます。
④カユミにより頭皮への強い刺激が加わると、皮膚は通常より代謝を早めることとなります。
⑤この異常代謝で発生したフケを常在菌は餌として常在菌の増殖につながります。
ここでまた①に戻るという悪循環を起こします。
そこで、この悪循環を断ち切るには、常在菌を殺菌するのか!?または、炎症・カユミを抑えるのか!?の部分にアプローチをかけるというのが常套手段となります。
ここで、シャンプーなどでアプローチしやすいのが「殺菌」部分なので、「殺菌」成分を配合しているものが多いのです。
殺菌成分としては、前述した「ジンクピリチオン」もその一つです。
その他には、ミコナゾール硝酸塩やケトコナゾールなどがあります。
こういった成分は皮膚科で処方されるようなシャンプー等にも入っている成分です。
病院で処方されるものなんだから大丈夫なんじゃないの!?と思われるかもしれませんが・・・
ちょっと待ってください!!
ここで、皮膚常在菌を殺菌して良いもの?なのかどうかを判断していただきたいと思います。
皮膚常在菌は何のために皮膚にいるのか!?を知らないと、要るの?要らないの?の判断は難しいと思います。
まず、皮膚常在菌の働きについてわかりやすく書きたいと思います。(かなり易しく書きます)
皮膚はいくつものバリアゾーンによって守られています。
その一番表面で皮膚や体を守っているのが「皮脂膜」というものです。
「皮脂膜」は皮膚からの水分の蒸発を抑え、乾燥から身を守るのと同時に、外界からのウィルスや細菌からも身体を守っています。その他にも紫外線からも守ってくれます。
この皮脂膜を作っているのが皮膚常在菌である「表皮ブドウ球菌」と「アクネ桿菌」なのです。
この二つが出す弱酸性の脂肪酸が皮膚の表面で身体を守っている皮脂膜を形成しているのです。
さて、どうでしょうか??
常在菌にも増えすぎると皮膚トラブルを起こす菌は確かにあります。
では、この菌を殺菌しようとします。
その菌だけを選択的に殺菌出来ればよいと思うのですが、なかなかそれは難しいでしょう。
この皮脂膜を形成してくれる菌も殺菌してしまう可能性大ですよね。
そうするとどうなるのか!?
皮脂膜は皮膚表面を「弱酸性」に保ってくれると言いました。
皮脂が紫外線等により「過酸化脂質」になり、この過酸化脂質が皮膚の炎症などの原因とも書きました。
実は、皮脂膜は弱酸性に保つということは、分泌した皮脂を過酸化傾向に向かわせるのを抑えてくれているとも考えられるのです。
そうすることにより、「皮膚の恒常性」を保っているのです。
ということは!?「常在菌」は??
そう
とっても「大切な存在」なのです。
では、除菌♪除菌♪除菌♪って最近流行のようにCMで流れている除菌成分配合の商品って必要なのでしょうか!?
といより!!
皮膚にとって良いことなのでしょうか!?
よ~~~~~~~~~~~く考えてみましょうね。
菌ちゃん達は人間の身体には「必要」だからこそ居るんですよ!!
ですから、殺菌成分を配合したシャンプー等は使用期間を長くても1週間程度に決め、様子を見ながら使うことをお勧めします。
もちろん「界面活性剤」はお肌に優しいものであることは言うまでもありません!!!
こんにちは。
ちょっと違う判断基準の続きを書きたいと思います。
「どんな活性剤がいいの?」ってところで終わっていたと思いますので、その続きから書こうと思ったのですが、ここで活性剤の名前を連呼したとしても皆様覚える事は出来ないしなぁって思うわけです。
でも、誤解を恐れず一つだけ挙げるとするならば、石鹸の界面活性剤が一番「人」には優しいのではないかと思っています。
誤解しないでくださいね。
「石鹸」がすべて良いと言っている訳ではないのです。
石鹸の活性剤が優しいのではないか!?と言っているのです。
それも、純粋な石鹸の作り方をした「石鹸」です。
以前にも書きましたが、私が石鹸シャンプーを販売していたら、商業理論で石鹸押し!の一言で済むかもしれませんが、このブログでは何かを売りたいから理論構成するということではなく、いろんな角度から、良い面悪い面をお伝えしていきたいと思っております。
先ず、石鹸押しの良い面からですが
それは、石鹸の歴史を知ることから始めたいと思いますが、人類初の石鹸ができたのは今から5000年前と言われています。
この歴史については、石鹸を押しているサイト等で詳しく見ることができますので、そちらを参照してください。
人間は、適応能力に優れた動物です。
動物はみなそうかもしれません。
キリンが首が長いのも
ラッコの体毛が8億本あることも
ハイエナが動物一のあごの力を持っていることも
全てその環境に適応して変化を繰り返した証拠です。
人間も同じく長い年月をかけ、その時の環境に適応していきます。
そういった意味でも5000年以上使用してきた石鹸の界面活性剤に対しては適応していると言えるのではないでしょうか。
ですから、石鹼に対して抵抗力があるという前提の下では利点はあるでしょう。
それともう一つは「生分解性」に優れているという点も、環境まで配慮した洗剤の使用では利点といえると思います。
しかし、悪い面もあります。
石鹸の活性剤は基本そんなに強いものではありません。
では、何故汚れが落ちるのか!?ですが、石鹸シャンプーは製造する際に使われる苛性ソーダや苛性カリのアルカリにより、そのものがアルカリ性を示すためそのアルカリの力によって汚れが落ちるということもあり、アルカリの力と、石鹸の活性剤の力によって汚れを落とすことが可能となるからです。
(石鹸の製造方法も色々ありますので、興味がある人は「石鹸製造方法」で検索してみてください。)
ただ、このアルカリが刺激となり、敏感肌の方には少々強い刺激となることが考えられます。
しかし、私が思う石鹸のデメリットは、石鹸に含まれる脂肪酸と水道水などに含まれるミネラル(金属)が反応し、「金属石鹸(セッケンカス)」を生じてしまいます。
これは結構厄介で、お肌に残留するといろんな悪戯(いたずら)をしてくれます。
これももちろん改善する術はあるのですが、どうするかというと、水道水を完全に軟水化すること!なのです。
完全に硬度分(ミネラル)を除去してしまえばセッケンカスも出ないし、お肌のトラブルも少なくなります。
イオン交換樹脂や特殊な塩によって除去する方法の軟水器など(自店には設置してましたが)有りますが、毎月のランニングコストは当然かかってきます。
でもこれを設置すれば、石鹸シャンプーなどで髪を洗っても顔を洗ってもゴワゴワするような事もなく軋んだりすることも無くなります。
それに硬度が高過ぎると、石鹸は泡立ちが極端に落ちます。
これは通常の洗剤においても同じことが言えるのですが、硬水では洗濯用洗剤でも泡立ちが悪くなったり、お洋服の繊維を痛めたりするため、洗濯用洗剤等には水軟化剤としてアルミノけい酸塩、ポリカルボン酸などが配合されているのです。
また、皮膚に関して言うと、皮膚の表面で体を守っている「皮脂膜」ってのがあるのですが、この皮脂膜は弱酸性で出来ていて、アルカリの強い石鹸などは皮脂膜を壊してしまうのでNGともいえます。
それに、この弱酸性の膜が壊れると、分泌されたアブラが過酸化脂質に移行しやすいのではないかと推察されるのです。
この過酸化脂質は皮膚トラブルの最大の要因と考えられています。また、
この皮脂膜を形成してくれている常在菌もアルカリに弱く、常在菌の生育環境が悪くなってしまうという悪循環を起こすのです。
悪い面が際立った書き方になっていますが、物には必ず良い面悪い面が必ず存在します。
また、悪い面をカバーできること、カバー出来ない程のものってあります。
中身を知ったうえで、読者である貴方に判断は委ねたいと思います。
また、石鹸一つとってもココでは書ききれないくらいの情報が有ります。前にも書きましたが、情報は履いて捨てるほどありますので、興味がありましたらご自分で調べてみてください。
石鹼の他にも優しい界面活性剤は存在します。
皮膚粘膜刺激性も低く、細胞毒性も石鹸より低い活性剤は実際存在します。
では何故そのような活性剤を一押ししないのか!?ですが、人間の適応能力の話を前述しましたが、人間が何かに適応してしまうには1世紀以上(100年以上)かかると言われています。
適応段階では、体にいろんな反応が出てくるのですが、その一つがアレルギーだとも言われています。
石油系(高級アルコール系)の洗浄成分がこの世に生まれたのがドイツで1917年に生まれ、日本がその技術を導入したのが1937年と言われていますので、誕生して100年、日本で使われ始めて80年ほど経つわけです。
しかし、現在良質のシャンプーとして販売されているもののほとんどが「アミノ酸系」の活性剤なのですが、このアミノ酸系合成界面活性剤の歴史は浅く、登場から40年そこそこしか経っておらず、人間が今後適応していく過程において身体にどのような現象が現れるのか私にはまったく予想がつきません。
アミノ酸系だから身体に優しい・・・
石鹸だからいい・・・
高級アルコール系・・・・???
どれも化学物質であることには変わりないということを前提に判断していかなければいけません。
しかし、人間は他の動植物同様「自然のもの」であることから、人類が後出しで出してきた化学物質は何らかの拒絶反応は必ずあるということです。
このシャンプーのシリーズに関してはまだまだ書き足りませんので、現在売られているシャンプーを独自で調べた内容についても今後書いていこうと思っております。
もちろん私の視点で書かせていただきますのでその辺りはご了承くださいね。
長い内容になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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