実は一番重要な要素かも・・・
今日はちょっと真面目な話
プラセボ(プラシーボともいう)効果については周知だと思う。
発毛においても、このプラセボ効果というのは無視できない効果だと思います。
同じ発毛技術を学んでいるのに、結果の出る人、出ない人と別れてきます。
出ないといっても、出る人に比べて数十%改善率が落ちるというものですが、その差は歴然としています。
この結果の差には何が大きく関係しているのかを検証しているのですが、大きくはこのプラセボ効果を最大限に発揮させれているかどうかの差のような気がします。
プラセボという言葉はラテン語で「喜ばせる(I shall please)の意味です。
《活性成分を含まない偽薬によるプラセボ効果を最初に報告したのはハーバード大学のH・K・Beecher博士。1955年に発表した報告書「The Powerful Placebo」では、20件以上の研究論文を分析し、被験者の平均32%にプラセボ効果がみられたと結論付けている。 プラセボ効果は、症状を自覚した患者が病院を訪れる前から現れるという。つまり、症状自体に何の変化も無いが、治療を受けようと病院の予約を取った時点 で患者は少しばかり落ち着きを取り戻し、その時点でプラセボが働くという。そして、医師との面会、診断を受け、処方箋薬を受け取るという過程で、少しずつ治癒へと向かう。 こうした流れの中で、医師の態度、診療室の壁に掛かっている免許状や賞状の数々、充実した設備など視覚的要素が重要な役割を果たし、それらがさらにプラセボ効果を高めると専門家は主張する。また、医師によっては、過剰な検査や診断は無駄と考え、省く場合があるが、時間をかけた診断や話し合いは、プラセボ効果を上げる手助けになると考える専門家も多い。》 ーワールドヘルスレポートより抜粋ー |
この様に、そのお客様は、あなたのサロンに来て、あなたの立ち振る舞いや、受け答えの正確さ、その言葉の言い切り、服装、店内の雰囲気などなど、五感をフル活躍させ様々なものを感じ、信頼に値すると判断した場合、プラセボ効果も最大限に発揮するのです。
この中で最も重要なのが、施術者が自信をもってやっているかどうかだ
自信の無さは、お客様にも伝わるもので、その逆もまたちゃんと伝わります。
また、そのお客様とのコミュニケーションにおいてお客様をポジティブに導き、明るい未来を見せることがいかに出来るかがカギとなるという事は、今までの説明で明白ではないかと思う。
プラセボ効果は32%にもなるといいます。
お客様との信頼関係をしっかり作り、お客様に希望が見えれば、水を使って施術したところで32%という大きな成功が見えてくる。
さて、お悩みを抱えてお見えになったそのお客様をどのように導いていますか?!