自宅で楽しく発毛キャンプ®⑭~マッサージが重要な訳~
こんにちは。
さて、シャンプーが終わった後には大切な工程があります。
タイトルに書いてありますので、もうお分かりだとは思いますが「マッサージ」です。
マッサージについては、先にお伝えしておこうと思う事があります。
数年前、ある大手化粧品メーカー「S社」があるデータを公表しました。
このS社は、何十年前から育毛剤等も製造販売しており、かなり力を入れている分野でもあるのですが、そのS社が、こういう実験をして出たデータです。
「育毛剤(自社製)をつけて、何もしない場合と、何も付けずにマッサージだけした場合において、育毛・発毛効果はどちらが大きいか!?」についてデータを公表しました。
さて、皆さんはどちらだと思いますか?
もう察していただいていると思いますが、、、
「何も付けずにマッサージだけした」方が効果があった!!!と結論付けたのです。
この結果を見たときに、このS社は素晴らしい!!って感心しました。
なぜなら、自社でも育毛剤に力入れているのに、何も付けないでマッサージだけの方が効果があるなどと、これが本当だったとしても簡単には公表できないと思うのです。
それを正直に公表したS社って素晴らしいと思いました。
と言う事で、マッサージってのはある二つの意味ですごく重要なのですが、その二つというのが以下。
毛細血管(正確には末梢血管)の血流低下を補助するため。 立毛筋の活動低下によるバルジ領域活性化が低下し、次の発毛を促すシグナルが発信出来ないことを助けるため。 |
この二つがマッサージの重要性である理由だと考えられます。
特に2つ目の立毛筋がバルジ領域を刺激する細動を助けるという理由はほとんどの育毛サイトでも言われていない事ですが、どちらかと言えば、この理由の方がマッサージをする事の重要性という事では大きいと思われます。
このバルジ領域(毛包幹細胞)に関しては、別の機会にブログでお伝えしますが、マッサージというのが、退行期に毛球によって刺激された立毛筋が細動・微動をすることによってバルジ領域のバルジ幹細胞を活性化させ、次なる毛髪の誕生を促すというサイクルが滞った際の助け舟としてマッサージが重要であるという事は知っておいてください。
※人間にとってはこの立毛筋(頭髪)は本来の役目である毛を立たせるという働きはしていないのに何故退化せずに残っているのか!?という疑問から「バルジ領域」の発見に至った |
これを踏まえて、次号ではマッサージの仕方についてお伝えしていこうと思います。