日別アーカイブ:2017年05月17日 一覧

50g=600~1000ml

こんにちは。

発毛キャンプ®トレーナーの椿山です。

1週間ぶりのブログになりますね・・・

サボっていたわけではなく、最近理美容室で育毛発毛のメニュー化が加速していまして、その仕組みづくり等で頭がパンクしそうになっていました。

 

それはさておき、昨日は飲みすぎまして・・・

ちょっと二日酔いなのですが、大量のアルコール摂取をした次の日、体重が落ちているってことないですか?

私はなんと・・・今朝2キロ体重が減っていました・・・

 

体重が減ったと言っても脂肪や筋肉が落ちたのではないんです

 

その証拠に次の日にはキッチリおまけまでついて体重は増加しているという悲しい結果になっています。

 

では、2kgも何が体内から無くなったかというと、それは・・・

 

「水分」なんです。

 

私の場合、2㎏の減少ということは、まだ軽度の脱水症状です。

 

この脱水症状には3段階あるようですので、ご紹介しておきます。

 

まず初期段階の軽度脱水ですがこれはまだ自分で水や経口補水液を補給する事で回復する段階で家庭で治療が出来ます。
体重の減少が5%未満、自分から動く事が出来て意識が明瞭、口の中は湿っていて手足は冷たくなく、人差し指で親指の爪をギュッと握って白くして色が2、3秒で戻るという状態です。

 

次に中等度脱水で、この段階から病院へ行く必要があります。
体重の減少が5%〜10%、動くのがだるくなり眠くなったり妙に興奮したりします。

口の中が少し乾いてきていて親指の爪を押して色が戻るまで3秒〜4秒という時間が掛かります。

 

最後に高度脱水で、危険な状態です。
体重減少が10%を越え、身体は動けなくなり、意識が曖昧で、口がカラカラに手足が冷たくなって、親指の爪を押した時に色が戻るまで4秒以上かかります。

 

では、何故アルコールを飲むとこの様な脱水症状が現れるのか?

それは、アルコールには利尿作用があるため、飲み過ぎると脱水状態になるんですね。

 

もう少し詳しく説明すると

 

利尿作用とは、身体の水分を調整する抗利尿ホルモンの分泌が抑制されることで生じるそうです。抗利尿ホルモンの分泌が抑制されると、体内の水分が尿として排出されやすくなり、脱水の原因となるようです。

 

アルコールの利尿作用では50gの純アルコール摂取で600~1,000mlの利尿効果があると推定されています。

このときに排出されるのは、飲んだお酒の水分ではなく、まずは、血液中の水分が排出され、続いて浸透圧上昇により血管に移動する体液の水分が排出されます。そのため、脱水症状が引き起こされやすくなるのです。

 

なぜ、発毛の話で、この脱水状態の説明をしているかというと、髪の毛も皮膚もある幹細胞から生まれた͡娘細胞であるのですが、この細胞の働きは細胞内液、外液がバランスよく有ることが最も大事なのです。

 

下の絵のように

原始地球の単細胞生物だったとき、海水が栄養の運搬や、老廃物の排出、又は酸素や電解質の供給を行っていたように、我々多細胞生物になってもこのメカニズムは変わっていないのです。

 

よって、発毛もこのホメオシタシスを維持することが大事だってことなのです。

 

これからの時期、暑くなると身体は脱水状態になりがちです。

 

育毛・発毛を頑張っている方は、水分補給を常に心がけることが大切ですよ。

 

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